こんにちは!
発達障がい支援センター 心理カウンセラーの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
日々、子育てに奮闘しているあなたは、
毎日ごきげんに暮らしていますか?
あなたのご家族はごきげんに暮らしていますか?
子どもたちと『ことわざ辞典』を見ていた時のことです。
『じっぱひとからげ(十把一絡げ)』
とうことわざを
『じっぱひとからあげ』
と読んでしまいました。
『なにそれ???』
『鳥十羽を1つの唐揚げにしちゃったってこと?
うーん、それは火が通るまでに時間がかかりそうだね。
中まで火が通る頃には、外側はまっくろこげになってるんじゃない?』
と考えたら、おかしくなってきて、3人で笑ってしまいました。
特に娘はツボにはまったようで、笑いが止まらなくなって、
しばらくの間、思い出しては笑い続けていました。
※十把一絡げ(じっぱひとからげ)・・・いろいろな種類のものを、区別なしにひとまとめにして扱うこと。また、一つ一つ取り上げるほどの価値がないものとしてひとまとめに扱うこと。(デジタル大辞泉より)
次の日の晩ご飯、久々に唐揚げを油で揚げて作りました。
(いつもは揚げ物を家であまりしないようにしています。
唐揚げは買うか作るときはオーブンで焼いて作ります)
揚げ終わったころに、ちょうど帰ってきた娘は、
その唐揚げを見て、
『じっぱひとからあげ』
と言って、また笑い出しました。
娘があんまり面白そうに笑うので、
私も楽しい気持ちになりました♪
家族がごきげんにしていると、
あなたもうれしい気持ちになりませんか?
反対に、家族が「はぁ~」とため息をついて、
不機嫌そうにしていたら、あなたはどんな気持ちなりますか?
おそらく、
イヤな気持ちになったり、悲しい気持ちにするのではないでしょうか?
「私が何か気にさわること言っちゃったのかな?」
と不安な気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
人間は、相手の言葉や行動に影響を受けます。
同じように、自分の言葉や行動は相手に影響を与えます。
人間関係は鏡のようなものなのですから。
朝一番、さわやかなあいさつされたら、
思わずこちらも元気にあいさつを返してしまいますよね。
プレゼントをされたら、何か返したいと思いますよね。
やさしくしてくれたら、やさしくしてあげたいと思いますよね。
自分のことを憎んでいる人のことを好きになるのは難しくないですか?
相手にこうなって欲しいと思うことがあったら、
まずは、自分からすることです。
たとえば、
旦那さんに優しくされたいと思ったら、
自分から優しくすることです。
相手から冷たい言い方をされたら、
悲しい気持ちになってしまいますよね。
そんな時、我慢するのがつらい時は
「そういう言い方はイヤだよ」
と伝えればいいのです。
子どもは親の鏡でもあります。
あなたが不安な気持ちでいると、
子どもも不安になります。
あなたが子どものことを怒ってばかりいると、
子どもは自信を無くしてしまいます。
子どもがイキイキと元気でいてほしかったら、
ほめてあげましょう。
子どもに思いやりの気持ちを持って欲しいと思ったら、
まずは家族の間で大人同士お互いに思いやりましょう。
子どもがありのままの自分を好きになってほしいと思ったら、
あなたがありのままの子どもを認めることです。
普段何気なく発している言葉(口癖)が、
あなたの、もしくはあなたのお子さんの人格を作っていくのです。
普段からポジティブな言葉を発していたら、ポジティブな人格を作っていきます。
ネガティブな口癖があったらネガティブな人格を作っていきます。
発達障害やその傾向があると、その特性によって、
一度思い込んだらなかなか変えられないこともあります。
『三つ子の魂百まで』
ということわざがある通り、
幼い頃・特に自我が形成される前に身についた思い込みは強力です。
あなたもあなたのお子さんも、
自分のことが好きになれるような言葉を使っていきたいですね。
あなたがまわりの方々と幸せに生きていけるますように。
発達障がい支援センター 黒瀧素子でした。