こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。
あなたは、自分の特性を理解していますか?
あなたは、自分の特性を理解し、人に説明できますか?
あなたは、自分の特性を理解し、配慮してほしいことを話せますか?
就職を目指していく上で、ナビゲーションブックの作成は必須です。
こんなことが苦手。これは得意。とある程度は理解できている人もいるかもしれません。
理解できていない人は、親や周りの人に聞いてみましょう。
検査を受けると、はっきり特性がわかりますので、ぜひ受けられることをお勧めします。
ナビゲーションブックとは、「自分のことを理解したい」「自分のことを他者に伝えられるようになりたい」と活用できるツールの一つです。
電化製品などには、取り扱い説明書がありますよね。初めて使うときには、それがないと使えないものがあります。
つまり、自分の取り扱い説明書を作成するのです。自分のトリセツといった言い方もあるようです。
一般枠で入ると、どんな仕事でもこなさなければならないので、苦手な仕事をやらされると結果も出せませんし、結果がでなければ自身もなくし、うつになる人もいるでしょう。本当は一般の人が作成しても便利なものです。
障害者枠で就職活動を目指すなら、作っておいた方がよいでしょう。
ネットで検索すると、様式がいろいろありますので、自分が記入しやすそうなものを選ぶとよいでしょう。
書く内容は、
診断が下りている場合は、診断名。
セールスポイント
苦手なこと
自分で対処していること
周囲に理解・配慮してほしいこと
上記のことを
作業面
コミュニケーション面
思考・行動面
その他
の項目で書きます。
作ることができたら終わりではなく、実際に他人に説明してみたり、模擬面接を受けたり、職場体験の時に使い、バージョンアップしていきます。
そして、会社の面接試験に挑みます。
採用された後もバージョンアップし続けていきます。
就職を希望されている方は、ぜひ作ってみてください。