発達障がい支援センター
真鍋良得(まなべりょうえ)です。
発達障害がある方の中には人とコミュニケーションをとることが苦手という方が多くいます。
現代社会ではコミュニケーション能力が求められる場面が多く、多くの企業が採用においてもコミュニケーション能力を重視しています。
とはいえ、発達障害があるかたの中には人と交わることが苦手でコミュニケーション能力を求められてもどうにもならないという方もいます。
素晴らしい能力を持っていても、コミュニケーションが苦手で人と関わることに困難さがあるとその能力を発揮できる場所を見つけることが簡単ではないということはあるでしょう。
発達障害があることは見た目ではわからないため、周りの人たちからも誤解されて孤立していき、行き場を失うこともあります。
コミュニケーションが苦手なことにより問題や悩みを抱えている場合、何が問題で何が悩みで何が原因なのかをひとつひとつ検証していくことで、対処方法を見つけていくことができます。
人によって、話すことが苦手、聞くことが苦手、読むことが苦手、書くことが苦手などさまざまです。
伝えることは苦手だけど聞くことはできたり、聞くことは苦手だけど伝えることはできたり。
自分はダメなんだと思っていると、本当はできることも苦手だと思い込んでできなくなるということがあります。
自分にできることを見つけられるとそれを生かしてコミュニケーションの問題を改善できます。
他の人と比べるとできない自分がみじめに思えたりしますが、自分が持つ素晴らしい能力を生かすことができれば、可能性が広がっていきます。