こんにちは!
発達障がい支援センター の黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたは、お子さんが疲れやすいと気になっていませんか?
発達障害があると、ものすごく疲れやすいことがあります。
発達障害による疲れやすさの原因として、
・周りに合わせすぎてしまって無理をしてしまうこと
・集中しすぎてしまうこと
・感覚過敏があったり発達性運動協調障害があったりすること
・睡眠をうまく取れないこと
などがあります。
このため、発達障害があると日々ストレスがたまりやすく、疲れやすいのです。
あまりにも、ストレスや疲れがたまってしまうと、感情のメルトダウン(パニック発作)が起こることがあります。
感情のメルトダウンとは、パニックに陥り感情がダウンすることです。
日々の生活で心が弱っているとき=ストレス耐性が低下しているときに、
スイッチが押されることによって、感情のメルトダウンが起こります。
スイッチの例
・急な予定の変更があったとき
・思わぬショックな出来事が起こったとき
・眠気や空腹などのストレス
・自分で気づかないうちにストレスをためていたとき
感情のメルトダウンはパニック状態で本人も止められません。
感覚過敏が強化され、冷静でいられなくなり、
泣き叫んだり、周囲への暴力行為や自傷行為などさまざまな問題行動を起こすため、
危険な状態でもあります。
親としては黙って一人にしてあげるなど見守ってあげることしかできなく、
親としても辛い状態と感じる方もいらっしゃるでしょう。
メルトダウンした後はかなり疲弊するので、
数時間、長い場合は数週間から数か月にわたり体調を崩してしまい、
学校に行けないということも起こります。
メルトダウンが起きてしまったら
一人になれる場所や、これがあると安心するもの(タオル、毛布など)
を準備しておくことも長引かせないためにも大切です。
発達障害のお子さんのことを、よく見て理解してあげてくださいね。
メルトダウンの予防法
メルトダウンを防ぐために、
スイッチを押さないことです。
そのために、
『何がスイッチとなってメルトダウンがはじまるのか?』
発達障害のお子さんのことをよく観察してみてくださいね。
あなたが幸せに生きていけるように応援しています。
発達障がい支援センター の黒瀧素子でした。