こんにちは。発達障がい支援センター 水野幸子です。
連日、東京オリンピック盛り上がっていますね。
あなたはどのくらい、オリンピックを観ていますか?
私は、たまたま家族が観ていたから、そのまま一緒に観てしまう。というパターンが多いです。
アスリートへのインタビューで、アスリートの皆さんが必ずと言ってもよいほど言っていることがありますよね。
それは、「感謝」の気持ち。
チームに、コーチに、家族に、応援してくださった方々に、感謝の気持ちを表していますよね。
私は、そのインタビューを聞きながら、この選手がここまでこれたのは、選手自身の並々ならぬ努力だけではなく、とても大勢の人たちに支えられてきたからなのだな、と想像して、感動しています。
そして、感動をありがとうと、TVに向って思っています。
発達障害のお子さんをお持ちの親御さんは、発達障害のお子さんから、感謝の気持ちをもらったことはありますか?
発達障害の方を支援されているあなたは、支援している発達障害の方から、感謝の気持ちをもらったことはありますか?
毎日ではなくても、何かの折にもらっていると思います。
その時は、とっても嬉しいですよね。これからも支援をしていこうって思いますよね。
ありがとうって言ってくれてありがとう、って思ったりしますよね。
発達障害のお子さんをお持ちの親御さんや、発達障害の方を支援されているあなたは、
・急にむなしくなる。
・急に悲しくなる。
・毎日、何をしているのだろう。
というような気持ちに、襲われることはありませんか?
人は、毎日同じ事をしていると、その環境に慣れていきます。
適応していくのは、支援をしているあなたも、発達障害で支援をされている方も同じです。
支援しているあなたは、支援の仕方がどんどん上達していきます。
ですので、発達障害の方は、あなたに安心して支援をお願いすることができます。
支援しているあなたは、発達障害の方に何らかの向上や変化が見られてくるので、支援を続けようと、楽しい気持ちになれますよね。
発達障害のお子さんの親御さんの場合には、家族や友達から励ましの言葉や、ねぎらいの言葉をもらえていたのが、もらえなくなっていると思っていませんか。
発達障害の方を支援してるあなたは、最初は発達障害の方に感謝をされていたことが、やってもらって当たり前になっているな、と感じたことがありませんか。
そんなときは、心に手を当てて、ちょっと自分の気持ちをみつめてみましょう。
・なぜ、支援をしているのだろう。
・私は何を言ってもらいたいのだろう。
・私は何かをして欲しいのかな。
などなど。
そこでもし、
・こんなにしているのだから、感謝をしてほしい。
という気持ちが湧いてきたのなら、それは、あなたが見返りを求めているということです。
見返りを求めて行うことに、見返りが何もなかったら、辛いですよね。むなしくなりますよね。
若かりし頃の私も、見返りを求めて、苦しくなった経験があります。
私はこんなに頑張っているのに、やって上げているのに、誰も私にお礼を言ってこない。と憤りを感じて苦しくなっていました。
そして、
どうせ私なんてダメなんだ。
私は何のために生きているのだろう。
と、落ち込むことを考えだすのです。
それは、私が自分でやったことに対する見返りを求めていたからです。
やるなら見返りを求めるな。
見返りを求めるなら、やるな。
と、思うようになってから、見返りを求める気持ちが少なくなり、なくなっていったので、楽になりました。
見返りを求めていたときは、単なるお節介な人になっていて、逆に邪魔をしていたかもしれません。
人に感謝するという気持ちは、人に言われて出てくるものではありません。
あなたの行為に対して、相手がどうとるかは、相手の自由なのですね。
あなたは、こんなにしてあげだのだから、とっても喜んでくれているに違いない。と思っていても
相手は、これ、ありがた迷惑なんだけど、、、と思っていることもあるということです。
逆に、いつもありがとう。と、思ってもみなかった人から、お礼を言われたり、思わぬ贈り物を頂いたりしたことはありませんか?
あなたが当たり前に行っていることに救われたり、元気をもらったりして、とっても感謝をしている人たちもいる。ということなのですね。
発達障害のお子さんの親御さんや、発達障害の方の支援をしてくださっているあなたが、いつも元気でいてくれることが、発達障害のお子さんや家族にとっては一番大切なことです。
感謝して欲しくてやっているわけではない。
見返りを求めているわけではない。
でも、辛くなるときもあります。
というあなたは、自分で自分のことを褒めてあげてください。
ねぎらってあげてくださいね。
そして、今すぐに感謝の言葉がもらえなくても、あなたの耳にはお礼の言葉が聞こえてこなくても、
あなたがその人のためにやってきとことは、その人のためになっています。
発達障害のお子さんの親御さんや、発達障害の支援をされているあなたは、発達障害のことをよく勉強されていますよね。
でも、迷いが出てくるときってありますよね。
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それでは、今日も楽しい1日をお過ごし下さい。
発達障がい支援センター 水野幸子でした。