こんにちは。発達障がい支援センター水野幸子です。
私は夏が好きです。太陽が好きと言う方が正しいでしょうか。
まだ8月だというのに、日が短くなってきたなと感じて、ちょっとさみしいなと思っています。
8月末日に近づいているということは、夏休みが終わり、新学期が始まると言うことです。
地域によっては、新学期が始まっているところもあるかもしれません。
夏休みの宿題の追い込みをしているお家も、あるのではないでしょうか。
さて、今日は、発達障害のお子さんを持つ、親御さん向けに、お話しを進めていこうと思います。
今年の夏はコロナ禍でのオリンピックがありました。
甲子園では雨天コールドゲームがありました。
部活動も、コロナ禍前のようには、まだまだやれていなかったと思います。
何かに夢中になってやってきた人が、目標にしていた結果を得られなかったとき、発達障害のお子さんを持つ親御さんのあなたなら、どのように声を掛けますか?
私は、そこに行き着くまでに頑張ってきたこと。努力してきたことを褒めます。
でも、時には、過程よりも結果がよければ全て良し。と考えることが大切な時もあります。
特に、発達障害のお子さん。
ADHDで、落ち着きがない。じっとしていられないという特性を持ったお子さんには、結果オーライという気持ちで、見守ってあげることが大切です。
発達障害のお子さんを持つ親御さんのあなたの、子どもの頃を思い出して下さい。
親御さんから
・宿題やりなさい。
・部屋を早く片付けなさい。
・姿勢が悪い
等と注意をされて、嫌な気分になったことはありませんか?
そして親になった今、あなたが親からされて嫌だったことを、発達障害のお子さんにしていませんか?
今は、子どもの頃に親に注意されて嫌な思いをしたことを、思い出して欲しいな、と思っています。
ADHDで落ち着きのない子は、どうしても、学校で注意されることが多くなります。
・遅刻してしまう。その度に叱られる。
・1回の指示で行動ができない。何回も説明してもらってやっと動く。さっさと動きなさいと叱られる。
・授業中に姿勢が崩れていく。崩れる度に、姿勢を直しなさいと注意される。
・静かに座って話しを聞く場面で、動く、物音を立てるため、叱られる。
発達障害のお子さんは、こういったことを繰り返してしまいます。
この繰り返しを、発達障害のお子さんは、わざとやっていると思いますか?
発達障害のお子さんは、わざとやっているわけではありません。
発達障害のお子さんは、お子さんなりに一生懸命やっているのです。
それでも、注意されるので、
・なんでできないんだろう
・みんなと同じように動きたい
・姿勢だって気にしているのに、崩れてしまうんだ
・みんなと同じように静かにしていたいのに、なんでできないんだろう
と、悩んでいるはすです。
発達障害のお子さん、特にじっとしていられないお子さんは、注意される度にストレスを感じて緊張してしまいます。
発達障害のお子さんのためと思い注意することが、返ってお子さんを萎縮させるということになるのです。
では、どのように対応していくのが良いのでしょうか。
多少の落ち着きのなさは大目に見ましょう。
そして、活動に参加したこと。結果を出したこと。に注目していきましょう。
例えば、
発達障害のお子さんが机に向って勉強をしています。
端から見ると、そんな姿勢で勉強できるのかと思うほどの姿勢です。
それでも、よくよく見ると、お子さんは勉強に集中しています。
発達障害のお子さんの親御さんであるあなたは
1.姿勢をよくすること
2.勉強に集中していること
どちらに重点を置いて見ますか。
どちらを優先しますか。
こういう場合は、姿勢よりも、集中している勉強を優先してください。
今、お子さんが何かに集中しているという結果をみてください。
発達障害のお子さんは、集中すると姿勢が崩れる、とうい癖があるのかもしれないですね。
過程が大切なときもありますが、過程よりも結果が大切というときもあるのですね。
結果は、発達障害のお子さんの親御さんが求めるレベルではなく、発達障害のお子さんにあったレベルに設定してくださいね。
例えば、発達障害のお子さんは小学3年生だとします。
親御さんとしては、小学3年生のレベルまで、理解するのが当たり前。それが結果だと思いますよね。
でも、発達障害のお子さんが、まだ九九を理解できていないとすると、小学3年生の算数を解いていくのは困難になりますよね。
その時は、九九を覚える。を第一目標として、九九が覚えられた結果に注目してください。
九九を覚える時に、発達障害のお子さんは、机に向ってじっとしていないかもしれません。
部屋中を動き回っているかもしれません。
それでも、部屋中をウロウロしながら、ブツブツ九九をつぶやいているのなら、九九を覚えようとしているということです。
覚えている過程は、親御さんが思う方法とは違うかもしれませんが、そこは大目に見ていきましょう。
それで九九が覚えられるのであれば、その方がいいですよね。
発達障害のお子さんの子育ては、周りの子と違うなど、悩むことも多いかと思います。
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それでは、今日も楽しい1日をお過ごし下さい。
発達障がい支援センター 水野幸子でした。