こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
発達障害・グレーゾーンもしくはその疑いがあるお子さんを育てている親のあなたは、
ある日子どもにこんな苦手なところがあることに気が付きました。
そういえば、とっさの対応ができない。
気持ちの切り替えがうまくできなくて、ゲームやYouTubeなどをやめられない。
感情のコントロールが苦手で、しょっちゅうかんしゃくをおこしているなぁ。
などと言ったことです。
そんな時に、発達障害があると、
・見通しを立てるのが苦手
・感情のコントロールが苦手
・環境の変化や急なスケジュール変更が苦手
そういうことが苦手らしいという情報を得たとします。
そうすると、うちの子は発達障害だから苦手なのでできないのかな~?
と考えてしまうことはありませんか?
できないと決めつけてしまう前に、
「本当にできないの?」
と考えてみましょう。
発達障害の本などの情報に○○することは苦手と書かれていると、
それを鵜吞みにしてしまっているのかもしれません。
でも、発達障害は百人百色。
本に書かれていることが、全てわが子に当てはまるとも限りません。
『この子はできないんだ。』
そう親のあなたが思い込んでいるだけなのかもしれませんよ。
ぜひ子ども本人をよぉく見てあげてください。
たとえ今できなかったとしても、ゆっくり発達していってできるようになることもあります、
もし、できないというのが、親のあなたの思い込みであれば、
お子さんの将来の可能性を狭めてしまっているいのは、もったいないのではないでしょうか?
親のあなたが「うちの子はできるようになる可能性を持っている」と信じて意識を変えてみることで、
お子さんも自分の可能性を信じることができるようになっていきます。
「子は親の鏡」なのですから。
意識がポジティブで前向きに変われば、出てくる言葉もポジティブで前向きになっていきますよね。
ポジティブに接している子どもはポジティブになっていきます。
考え方もポジティブになり、
できるような行動をとっていけるようになるので、
苦手を克服する行動もとれるようになっていくのです。
苦手を克服するためには、
時には苦手なことを続ける力や乗り越える力が必要です。
発達障害・グレーゾーンもしくはその疑いがあるお子さんを育てている親のあなたは、
子どもがそんな底力だせるようなサポートをできるようになっていけるといいですね。