こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
昨日から、9月になりましたね。
発達障害のあなたは、お過ごしでしょうか?
私は、8月に色々仕事を詰め込み過ぎて、ひぃひぃ言ってました(;^_^A
仕事を計画通りにできないこともあり、焦ったこともありました。
発達障害のあなたは、できない自分に自己嫌悪になることはありますか?
例えば、、、
発達障害の特性で、仕事への集中力にムラができてしまう。
発達障害の特性で、先を想像できず、タスクを後回しにしてしまう。
発達障害による二次障害で、現在、休職・退職をしており、働いていない。
など、こういったことに直面すると、
あぁ…なんで自分は仕事ができないのだろう…。
こんな自分は嫌だ…。
と自己嫌悪になる発達障害の方も多くいます。
今日は、そんな、仕事ができない自分に自己嫌悪になる発達障害の方に向けて、今すぐできるたった1つのことをお伝えしたいと思います。
えっ!?そんなことで?と思うかもしれませんが、これは効果てきめんですよ✨
私も、精神疾患にかかり仕事をしていなかった頃によくおこなっていましたし、仕事をしている今でもおこなうようにしています。
今日やったこと・できたことをノートに書く
今日やったこと・できたことをノートに書く。
これだけです。
「こんなことで自己嫌悪が減るの?」と思うかもしれませんね。
ただ、仕事ができなくて自己嫌悪になっている発達障害の方の場合、意外と、自分の1日を正しく見れていないことが多いのです。
例えば、
あっ、これも終わっていない…。
これもできていない…。
そういえば、あれもできなかった…。
と、自分が今日やれなかったことばかりに目を向けていることが多いのです。
そこばかりに目を向けていたら、どうしても、自己嫌悪にはなりますよね。
ただ、目を向けられていないだけで、どんな人にも、今日1日できたことが意外とあるものです。
そこで、今日やれたことにも目を向けてみようというのが、このワークなのです。
例えば、私が、精神疾患で働いていなかった時に書いていた項目で言えば、
・よく寝て休めた
・お米を炊いた
・薬を飲んだ
・宅配便を受け取った
・食料の買い物に行けた
・近くのラーメン屋さんに行っておいしくラーメンを食べられた
などがあります。
このように、どんな出来事を書いてもいいのです。
仕事の面でも、
・○○さんにメール返信をした
・口座の書類を書いた
・白衣の洗濯と乾燥ができた
など、大きな業務でなくても、今日やったこと・できたことを書いていくのです。
こういったものを書いていくと、今日やれたことにも目を向けられるようになり、自己嫌悪に陥りにくくなるのです。
いやいや、今日できたことを書いてみたけど、全部、できて当たり前のことだったよ!
と思った方も中にはいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、これが意外と、当たり前ではないのですよ。
例えば、宅配便を受け取るのだって、受け取りの時間を指定して、しかもその時間に家にいなくてはいけないのです。
雑務と言えば雑務かもしれませんが、 受け取りの時間を忘れずに、しかもその時間ずっと家に居るというのも、なかなか大変なことでもあります。
よく寝て休むのだって、睡眠障害などがある場合、簡単にできることではありません。
そう考えると、意外と自分って、重要なタスクをやっていたんだなぁと思うようになっていきます。
もっと言えば、
なぜ、これらを、できて当たり前だと思っていたのだろう…?
なぜ、これらを、できなければいけないと思っていたのだろう…?
と考えるようになり、自分の中の極端な思考パターン(認知のゆがみ)に気付くきっかけにもなります。
認知のゆがみの話は、今ここで書くと長すぎてしまうので取り上げませんが、「発達障がい克服!無料メルマガ」で解説していますので、気になった方はそちらで無料で学んでみてくださいね。
ということで、今日は、仕事ができない自分に自己嫌悪になった時にすぐできるたった1つのことを紹介しました。
1日にやったこと・できたことノートに書くでしたね。
ちなみに、できたことを書く時は、完璧にすべて書かなくてはいけないと思わなくて大丈夫ですよ◎
思い出せたものだけ書く、というのをぜひやってみてくださいね。
では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。