こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
人は誰でもミスをしますよね。
今まで生きてきてミスをしたこがない人は、いないのではないのでしょうか。
もし、ミスをしたことがない。という方がいるのなら、是非ともお会いしたいです。
コツを伝授していただきたいです。
私の場合、年齢を重ねたからというより、若い頃からあるような気がするのは、
「あれ?何を取りにきたっけ?」です。
忘れてしまうんですよね。
忘れたくて忘れているわけではないのです。
いちいち、あれ?とその場に立ち尽くし、う~んと考えることは無くしたいです。
それでも、なんとか思い出せるので、仕事に大きな支障をきたしたことはありません。
発達障害の特性で、不注意の特性が強い場合は、どうしても、忘れ物が増えてしまいますよね。
うっかりミスが増えてしまいます。
ここからは、発達障害のお子さんの場合で、お話しを進めさせていただきますね。
発達障害のお子さんで、不注意の特性がある場合、
・遅刻をする。
・教科書を忘れる。
・宿題を忘れる。
・笛、絵の具、習字道具、体操服などを忘れる。
・ランドセルを忘れる。
などのうっかりミスが、毎日のように起こっているのではないでしょうか。
そんなとき、発達障害のお子さんの親御さんは、どのように対応されているでしょうか。
発達障害のお子さんが、学校で忘れ物をしていたことが分かりました。
先生の立場であれば、忘れ物をしてきたことに対して、注意をすることになります。
発達障害のお子さんは、学校では、毎日毎日、注意を受けていることになります。
発達障害のお子さんが、お家に帰ってからも、学校で一度注意を受けたことを、親御さんからも受けるとなると、どんな気持ちになるでしょうか。
発達障害のお子さんは、毎日毎日、何度も何度も注意を受けています。
お子さんの心の中では
・なんで、みんなと同じようにできないのかな。
・なんで、毎日忘れ物をしてしまうのかな。
・なんで、毎日うっかりミスをしてしまうのかな。
・なんで、頑張っているのに、先生に注意ばかりされるのかな。
という、気持ちになっていきますね。
発達障害のお子さんのこの気持ちは、私はダメなんだ!という、自己否定の気持ちヘと発展してしまいます。
発達障害のお子さんの親御さんは、発達障害のお子さんには、どんな気持ちでいて欲しいですか?
ネガティブな気持ちで、毎日の生活を送ってほしいですか?
ポジティブな気持ちで、毎日の生活を送ってほしいですか?
ポジティブな気持ちで、毎日を生活してほしいと、思われていると思います。
そのためには、うっかりミスのできなかったことに目を向けるのではなく、出来たことに目を向けていきましょう。
そして、できたことを、しっかりと、今日は○○ができたね。と伝えてあげましょう。褒めてあげましょう。
それが、発達障害のお子さんの自信につながっていきます。
発達障害のお子さんの親御さんのあなたは、できたね、と伝えたいけど、できたことがないのです。と思っていませんか?
今日は、○○ができたね。と発達障害のお子さんに伝えるためには、何か一つ、目標を作りましょう。
一つ。というのがポイントです。
目標を作るときは、親御さんの気持ちだけで決めるのではなく、発達障害のお子さんの気持ちも聞きながら、決めてくださいね。
なぜなら、実行するのは親御さんではなく、発達障害のお子さんだからです。
お子さんのやる気がなければ、いくら簡単な目標でも達成できません。
発達障害で、不注意の特性が強いお子さんは、ミスを無くすことは難しいです。
ですので、発達障害のお子さんの親御さんは、ミスがあることは当たり前。と思い、発達障害のお子さんのフォローをしてあげてください。
目標が達成できたのなら、他のことにミスがあっても、そこは、よし、としてフォローをしてあげてください。
目標が達成できたことを、褒めてあげてください。
万が一、目標が達成できていなくても、達成しようと、発達障害のお子さんが工夫をしたことを褒めてあげてください。
目標が高すぎたかな、と、目標の見直しや、達成するための手順を見直してみましょう。
目標は、スモールステップで立てていきましょうね。
例えば。夕食後、自分のお茶碗などは、お子さん自身で流しに持っていく。という目標を立てたとします。
ステップ1.お箸を流しに持って行く。
ステップ2.お箸+お茶椀を流しに持って行く。
ステップ3.お箸+お茶碗+お皿を流しに持って行く。
ステップ4.トレイ(お盆)を使って、自分の分は全部流しに持って行く。
というように、一歩づつ、自信をつけながらやっていきましょう。
これは、あくまでも例えです。お子さんの出来る出来ないを見極めながら、目標を設定してくださいね。
人はどうしても、できないことに目が向いてしまいます。
できることは当たり前と、取ってしまうのですね。
目を向けるのは、当たり前にできること。
できたことに目を向けて、できていることを、発達障害のお子さんに伝えてあげてくださいね。
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それでは、楽しい1日をお過ごしください。
発達障がい支援センター、水野幸子でした。