こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
突然ですが、発達障害のあなたは、ストレスが溜まっていませんか?
誰しもが一度は抱えたことがある、ストレス。
しかし、その対処方法について、学校などであまり教わる機会はないですよね。
そこで今日は、ストレスの対処法について取り上げたいと思います。
ストレスへの対処法は2つ
ストレスへの対処法は大きく分けると 2 つあります。
1.ストレス解消をする
一般的によく知られる方法ですね。
好きなことをしたり、お酒やカラオケを楽しんだり、人に相談したりするなどして、溜まっているストレスを発散させる方法です。
この方法のメリットは、誰でもやることができます。
発達障害のあなたも、ストレス解消法の1つや2つは持っていると思います。
ですので、多くの人が実践しやすい、ストレス対処法なのです。
この方法のデメリットは、ストレスの根本改善にはならないということです。
ストレスが出てきたら、解消する、出てきたら、解消する、の繰り返しになるため、根本改善にはなりません。
まとめると、ストレスを解消するという方法は、誰でも簡単にストレスを発散できて良いのですが、根本解決には至らないということですね。
2.ストレスの原因である観念を変える
ストレスというのは、何から生まれると思いますか?
実は、あなたの主観的な価値観・捉え方から生まれます。
そして、主観的な価値観・捉え方のことを「観念」といいます。
観念を変えていくことで、ストレスに対処することができます。
(観念を変えることは、認知行動療法の一つでもあります)
例えば、「失敗は良くないものだから失敗をしてはいけない!」という価値観(観念)を持っている場合、何かに失敗する度に、ストレスを抱えますよね。
一方で、「失敗は何かを学ぶことができるもの!」という価値観(観念)を持っている場合は、何かに失敗する度に、学びを得られてラッキー!等と思いますよね。
こんな風に、観念が変わると、ストレスすら生まれなくなるのです。
この方法のメリットは、ストレスの根本解決ができるということです。
観念が変わることで、ストレスが生まれなくなるため、解消する必要もなくなっていきます。
逆にデメリットは、観念を変える方法は、すぐにできるものではありません。
なぜなら、その人にとって、観念は当たり前のものであるため、気付くことすらできないからです。
ですので、このストレス対処法を実践するためには、観念に気付き変えていく方法を学ぶ必要があります。
まとめると、観念を変えるという方法は、ストレスを根本解決できて良いのですが、おこなうのが最初は難しいということですね。
どちらもおこなっていくことが大切
2つのストレス対処法には、それぞれメリットとデメリットがありましたね。
ですので、大事なのは、どちらもおこなっていくことです。
あなたは、2つの方法のうち、今まで、どちらをおこなってきましたか?
多くの方が、1つ目の、ストレスを解消する方法しかおこなってきていません。
ですので、これからは、2つ目の観念を変えることも意識してみてくださいね。
観念を変える方法について学びたい方は、「発達障がい克服!無料メルマガ」を読んでみてください。
そこで紹介されているメルマガで、学ぶことができます。
ということで、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。