こんちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
先日、年上の知人と話しをしていました。
子どもの頃の話しから、クラスメートに、発達障害だったんだろうな、と思う子がいたかという話しになりました。
知人は、何人かいた、と言いました。
私は1人しか思い当たりませんでした。
発達障害のことを勉強するようになって、実は、自分でも気付いていないけど、検査をすると発達障害だった。というクラスメートは、もう少しいたかもしれないな、と思います。
知識のない子どもの感覚ですが、クラスメートで困っていると思っている子がいたということに、気付いていませんでした。
思い出した1人の子は、忘れ物が多かったり、勉強に遅れがあったりしていました。
友達とも仲良くやっているし、スポーツもすごくできる子でした。
ですので、私の中では、注意すれば忘れ物はなくなるだろうし、勉強の遅れもすぐに取り戻せるはずなのに、と、不思議に思っていたのです。
その子が忘れ物をしてくると、帰ったらすぐに準備するといいよ。とか、手にメモしておけば、とか、お節介なアドバイスをしていました。
その子なら忘れ物をなくせるのに、なんでなくせないんだろう、と不思議で仕方なかったのです。
その子は、その子で、親御さんと工夫して、忘れ物をなくす方法を考えていたのではないかと思います。
私のお節介は、その子を傷つけていたのかどうなのかも、全くわかりません。
その子は、私のお節介のアドバイスを、うんうん、と聞いてくれていたように思います。
分かっているけど、忘れ物をなくせない。忘れ物しないように努力をしている、と、私に向って怒鳴ってくるようなこともありませんでした。嫌な顔をされた覚えもありません。
今となっては、その子のその当時の気持ちは分かりません。
私は、忘れ物をすることは、困ること、いけないことと思っていました。
その子は、忘れた物をしてもなんとかなる。困ることではない。と、思っていたのかもしれません。
心理検査で、発達障害と診断されてもおかしくない結果がでていても、本人が困っていなければ、発達障害と診断されないこともあります。
日本の場合、診断する先生の判断に任されているので、同じ心理検査結果でも、発達障害と診断される人とされない人がいるのです。
発達障害の特性があったとしても、他の事でカバーして、学校生活が普通に過ごせることができる子もいます。
トラブルを起こすこともなく、成績も悪くなければ、ちょっと不思議なところがある、変わった子、と思われる位です。先生や親御さんも、発達障害とは考えないでしょう。
困ったことがなく、日常生活が普通に過ごせるのなら、発達障害とはならないのです。
発達障害の診断があっても、特性を活かして、困ることなく生活している人がいます。
困らないように生活していくには、特性を知っていることがとても大切になります。
あなたが、生活していくうえで困っていることがあるのなら。心理検査を受けて、あなたの特性を知ることが大切です。
困っているか、困っていないかは、特性を活かして生活しているか、特性を生活に活かしていないかの違いとなります。
特性にあった、生活にしていきましょう。
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それでは、楽しい1日をお過ごしください。
発達障がい支援センター、水野幸子でした。