こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
私事ですが、昨日、お腹を壊してしまいました。
私の場合、油っこいものを食べると、お腹を壊しやすいことがわかっています。
そうだった…と思い、次回からは、原材料をよく見て油物をなるべく避けること、そして、乳酸菌を飲むことを意識しようと決めました。
今回の例はお腹のことでしたが、
発達障害のあなたは、これをするとこうなりやすいということはありませんか?
発達障害のお子さんをお持ちの親御さんは、うちの子はこういった場面でこうなりやすいということはありませんか?
例えば、やることがなくなったりわからなかったりすると、そわそわして多動になりやすい。
タスクがたくさんあると、その一部を忘れやすい。
「あれ」とか「これ」とか「良い感じに」などの、曖昧な説明を理解しづらい。
などですね。
こんな風に、
・自分はこんな時こうなりやすい。
・こうなったときはこうすると解決する。
といったものがある場合、それらをまとめて、『自分のトリセツ』というものを作っておくことをおすすめします。
自分のトリセツがあると、どんなメリットがあるか?と言うと、
1、自分で自分のことを把握しやすくなる
2、周りの人にも自分のことを把握してもらいやすくなる
3、トリセツがあることで、学校生活や職場での工夫がしやすくなる
といったメリットがあります。
自分のトリセツの作り方
自分のトリセツを作るには、まず、自分のことをなるべく客観的な視点で把握することが大切です。
客観的な視点で把握するためには、検査を受けるのが一番のおすすめです。
数字という客観的な指標で自分のことがわかるため、自分のことを把握しやすいのです。
多くの人は、なんとなく困っている・なんとなく辛いという思いはあるのですが、それらを客観的な視点で把握していないことが多いです。
把握していない場合、解決するのに、誤った手段を選択したり、遠回りしたりしやすいのですね。
ということで、まずは、検査を受けるなどして、客観的な視点で自分のことを把握していきましょう。
把握できたら、それらを紙に起こしたり、スライドにまとめたりすることで、自分のトリセツが完成します。
トリセツがあることで、自分のことがわかり、感情のコントロールや体調管理もしやすくなります。
発達障害の方にとっては良いことづくめですので、ぜひ、一度やってみてくださいね。
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では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。