こんにちは。発達障がい支援センターの明石美和子です。
皆さんは、普段どんな世界が見えていますか?
視覚の中に見えてるモノは認識出来きますが、視覚の中に見えてないモノは認識出来づらいですよね。
しかし、見えづらくても何となく感覚や思考でモノがあることは分かると思います。
発達障がいの人は【視覚でモノを考える】と、言われています。
◯見えること→あること→考えがおよぶこと→認識が出来思考が働くこと
◯見えないこと→ないこと→考えが及び難いこと→認識が出来ないため思考が働かないこと
この『見える/見えない』が非常に重要になります。
例えば、背中にリュックを背負ってる場合、背中にリュックを背負っていると言う知識はあっても見えてないために認識が出来ず周りの人やモノにぶつかったりします。
また、後ろから突然声をかけられる事にとても弱いのです。なぜなら、何も無いと思ってるはずなのに突然現れた状況になるからです。
そう言う時は、周りの方が配慮しある程度距離を保ったり、周りの環境を予め伝えたりするとぶつかったりする事が少なくなると思います。
また、後ろから突然声をかけるのではなく前から声をかけたり、視覚に入りそうな位置くらいから何か合図をしワンクッション置く事で、相手を驚かせずに接する事が出来ると思います。
自分の見える世界は当たり前。
自分が見える世界はみんな同じだ。
ではなく、相手の特徴を知り相手を知るために一歩近づき寄り添ってみませんか?
以上、今回は発達障がい支援センターの明石美和子がお送りしました。
様々な出逢いや繋がりが楽しみですね。