こんにちは。発達障がい支援センターの明石美和子です。
皆さんは普段の日常生活を送る中で、腑に落ちないことを言われたり、責められたりした事は無いですか?
また、逆に自分自身も同じような感覚を経験した事はないですか?
100人の人に聞きし、100人同じ答えが返ってきたものを概念と言います。(例えば、リンゴを見せたとき100人が全員リンゴと答えた時。または、信号が赤色の時は、止まれと言う意味が100人共通して理解してる事だったりの事を言います)
しかし、「綺麗」「美味しい」「怖い」「酷い」「大変」「楽しい」など感覚的なものの答えは、人によってそれぞれの価値観があるため、答えが違います。まさに十人十色の世界です。
自分にとっては当たり前の感覚は、人によっては当たり前では無いため、伝わらない・分からない事は多々あります。
発達障がいの人達には、これらの当たり前のことがとても苦手とする特性があります。1人1人の特性をきちんと理解することは、支援することの1つだと感じます。
コレは苦手な事だから、特訓すれば何とかなると言うレベルではなく、そう言う特性があると言う周りの理解や配慮が大事だと思います。
相手の事を勝手に決めつけずに、断定せずに、自分の価値観のフィルターを外して接する事が問題解決の糸口になるかも知れませんね。
以上、今回は発達障がい支援センターの明石美和子がお送りしました。何か、気になる点や疑問に思ったりする事があったらお気軽にお問い合わせください。私たちと一緒に解決していきませんか?