発達障がい支援センターの宮田武志です。
すっかり朝の寒さが厳しくなりましたね。
私はよく日の出の時刻に合わせて東の空を眺めます。
日の出は「御来光」とも呼ばれます。
1日の始まりを意気揚々と迎えるシチュエーションとしてピッタリですよね。
今日もいつものように東の空を眺めていました。
しかし、空は曇り。
日の出の予定時刻を20分ほど待っていましたが
日の出は見れませんでした。
本来であれば、日の出を拝むための行動なので
今朝のように目的が達成できないのであれば
「あぁ残念だなぁ」とネガティヴに思うものです。
しかし、それはあまりにも勿体ない結論付けです。
たしかに東の空に日の出はなかったのですが、
他にも沢山の風景があるはずなのです。
空には刻一刻と模様を変える雲!
延々と連なる山々!(私の住む街は東の方に大きな山地がそびえています)
回遊する鳩の群れ!
目的を1つに絞ればどうしても周りが見えにくくなるものです。
しかし、いい意味で目的を外してしまえば視野が広がり、新しいことに気付くのです。
実際に今朝の私は、曇天の白と山地の黒が作り出す『稜線(明確な境界線)』に目を奪われました。
いつもよりも山が力強く感じられました。
そして自然と『動かざるごと山の如し』という言葉が浮かんできました。
この言葉が功をそうする時も人生の中では必ずあります。
つまり、日の出の勢いを自分の力にするも良し!
山の力強さを力にするも良し!なのです。
大切なのは柔軟な思考と広い視野!
目的を一つに絞る場面と視野を広げる場面の使い分けが大切です。
特に、発達障害をお持ちの方は一つのものに強くこだわる傾向があります。
この傾向は決して悪いことでありません。
むしろ道を切り開くパワーになることもあります。
しかしながら、実際生活に支障が出るほどのこだわりを持つ方もいます。
そんな時は今回のような見方や考え方をしてみるのはいかがでしょうか?
また、発達障がい支援センターが発行するメルマガは
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分かりやすく伝えていますので参考にされてみるのもいいでしょう。
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