こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
今回は、私が20代の頃、しんどくてどうしようもないときに、出会った本のお話しです。
「こころのチキンスープ」というアメリカの本です。
アメリカでは風邪をひいたり病気になったときに、お母さんが作ってくれるチキンスープで身体に栄養を与えるのが習慣というところから、タイトルができたと記憶しています。
私が号泣したのは、記憶が定かではないのですが、1巻の第1話のお話しだったと思います。
「子犬と男の子」このお話しは、こころのチキンスープの中でも、特に有名なお話しのようです。
ここからは、私の記憶にある状況で簡単にあらすじをお伝えします。
男の子が、子犬セールという札をみて、ペットショップに来ました。
店員さんに、子犬を見せてとお願いすると、店員さんが口笛を吹きました。
数匹の子犬がコロコロと走ってくるなか、1匹だけ遅れてくる子犬がいます。
男の子が店員さんに聞くと、生まれつき足の悪い子犬で治らないようだと教えてくれました。
すると男の子は目を輝かせて、この子犬を下さい。今はお金がこれだけしかないけど、毎月ちゃんと払うから。と店員さんにお願いします。
店員さんは、この子犬は、一緒に走ったり、ジャンプしたりと遊ぶことができないよ。それでもいいのなら、きっと売れ残るから、ただで上げるよ。と言います。
男の子は、なんでそんなことを言うの。ちゃんとお金を払うよ。それに、走れなくてもいいんだ。と言い、ズボンを巻くって、ギブスがついている足を見せました。
その子犬にも、僕にも、気持ちがわかり合える友達が必要なんだ。
「こころのチキンスープ ダイヤモンド社 より 抜粋」
このお話しの視点は2つあります。
足にギブスをはめている男の子と健常者の店員さん。
そして、この世の中は、健常者を基準に生活ができるように作られています。
昔と比べれば、設備としては色々整ってきているほうですが、まだまだ不便と感じることも多いのではないでしょうか。
それは、発達障害のあなた、発達障害のお子さんの親御さんも感じているのではないでしょうか。
発達障害という言葉は知っている人が増えてきたけれど、本当に理解してもらえているかというと、まだまだと思うことがあると思います。
そのまだまだと思うところは、定型発達者に理解をしてもらおうとするのなら、自ら声を上げていかなければ伝わりません。
発達障害のあなたも、発達障害のお子さんの親御さんも、何度もチャレンジして、理解してもらえず傷付くということを、繰り返されているのではないかと思います。
そんな時、一人で抱え込まないで欲しいのです。
先にご紹介した、子犬と男の子の男のように、わかり合える人と話しをして欲しいです。
発達障害のあなたにも、発達障害のお子さんの親御さんにも、わかり合える人がいることは、とても心強いことですよね。
もしあなたが、支えてくれた人はいるけど、わかり合えているかというと違う気がする。わかり合える人が欲しい。と思われているのなら、私たち、発達障がい支援センターの心理カウンセラーがあなたに寄り添います。
ここにこれば、わかり合える、寄り添ってくれる人がいるということを、覚えておいてくださいね。
そして、この心理カウンセラーのブログが、発達障害のあなたや、発達障害のお子さんの親御さんの「こころの味噌汁」になれるように、これからもブログを書いていきます。
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今日は、ねぎたっぷりの赤味噌のお味噌汁を作ろうと思います。
発達障がい支援センター 水野幸子でした。