心理カウンセラーのブログ

発達障害 本が好きなら本屋さんに就職していいの

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こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。

数年に一度の寒波が来ていますね。

私の家でも暖房を入れなければ部屋の温度が4℃くらいになっていて、かなり冷えています。

本当に寒いですね。幸い、雪が積もる地域ではありませんので、雪下ろしの心配はないのですが雪が積もる地域の方は本当に大変だと思います。雪かきや雪下ろしはすごく体力が入りますしね。

私が以前勤めていた学校は北部の山の上にあったので、雪が良く降りました。70cmくらい積もることもあったので、そうなると雪かきが本当に大変でした。

今日は、本が好きなら本屋さんに就職していいのという話をしたいと思います。

本が好きなので、本屋さんに就職したいと思ったとします。

しかし、本屋さんは当たり前ですが、本を読むのが仕事ではありません。本を売る仕事です。

では、具体的にどんな仕事があるのでしょう。

レジ

レジでは会計をしますが、本のカバーをしたりしおりを入れたり、袋に入れたりします。

そして、探している本はどこにあるのかなど客さんの質問への対応があったり、予約や発注、電話対応など臨機応変さが求められます。

売り場づくり

売り場づくりは、本の売り上げに直結するすごく大切な仕事です。

特にPOP作成が重要で、並べ方見せ方で売り上げが大きく変わってくるので、責任重大です。

絵を書くことが得意だったり、知覚統合指数が高いと活躍できる可能性が高いでしょう。

他に、本棚の整理、配置、売れない本の返却、掃除などの仕事もあります。

出版社対応

出版社が新刊や売れている本を案内してくれるので、注文するかどうかの判断をしたりします。

ピッキング

出版社から本が届いたら品出しをしたり、仕分けをしたり、シールを貼ったりします。

この仕事は正確さとスピードが求められます。処理速度指数が低い人は苦しいでしょう。

このように本が好きだからということで本屋を選んでも、その仕事が向いているかどうかはわかりません。

好きなことだけではなく、得意を活かせる仕事を探す必要があります。

その得意、不得意を調べるには、発達検査やGATB検査が必要となってきます。得意、不得意がわかれば、面接のときに得意なことや配慮してほしいことをはっきり言うことができます。得意、不得意を調べてから仕事選びをする方が失敗することが少ないので、検査をすることをお勧めします。

※知覚統合指数や処理速度指数とは、WAISⅢの検査でわかる群指数のパターンのことです。

 
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