こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。
就職するときは、総合職で採用されるか専門職で採用されるかに分かれます。
総合職ですと、仕事に合わせて自分を変えて行く必要があります。専門職ですと自分の得意なことと仕事が合っているので問題ありません。
自分の得意なことと仕事が合っている、これがジョブマッチングです。
ジョブマッチングがないと、仕事が長続きしません。
総合職で採用されても、発達障害がないと、仕事に合わせて自分を変えて行くことができます。いろいろな部署を異動していろいろな仕事を経験すると自分が何が好きながわかってきて、異動の際に希望を出して得意な仕事をし続けることもできるようになります。
しかし、発達障害があると最初に配属された仕事が得意でない仕事であった場合、仕事がうまくできず上司に叱られ続けたり自信を失ったりして、鬱病等になり退職に至るケースも多いのです。
ですので、ジョブマッチングは非常に重要になってきます。
ジョブマッチングするには、
- 自分の得意不得意を理解すること
- 仕事に必要な能力を理解すること
- 自分の得意不得意と仕事に必要な能力があるかを推論する
の3つが必要です。
自分を客観的に分析することは難しいので、自分の得意不得意を発達検査等で調べることは非常に重要です。
まず、そこから始めるとよいでしょう。