こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
自分は発達障害かもしれない。
子どもが発達障害かもしれない。
発達障害かもと、意識を始めた頃は、発達障害を受け入れることが出来ないときがあります。
どうして受け入れられないのか。それは、人それぞれです。障害という表現がに抵抗を感じる人。みんなと違うことになるのではと、不安を感じる人。
発達障害であっても、あなたはあなたです。今までのあなたと、何も変わりません。
心理検査を受け、得手不得手を知ることで、今までよりも生きやすくなる可能性もあります。
当たり前のことが、何でできないんだろう。と、苦しんでいたことが、発達障害の特性が原因かもしれません。
特性が原因で苦しんでいたのなら、あなたは、出来ないことを責める必要はないのです。それは、生まれつき、苦手なことだからです。
それは、白鳥のひなに、アヒルのひなになれと、言っているくらい、無茶なことなのです。
海外ドラマのワンシーンに、サンタさんに夢を叶えてもらえなかった少女の話があります。
体格がとても良かった女の子は、毎年毎年、同じお願いをサンタさんにしていました。普通の体にしてください。可愛くしてと言っているのではありません。目立ちたくなくて、普通の体になりたかったのです。女の子の願いは叶いませんでした。でも、女の子は願いが叶わなかったことて、我慢することを覚えます。この体で良かったと、思える時がきました。女の子はサンタさんに感謝をするのです。
女の子は、サンタさんから、ありのままの自分を受け入れることを、教えてもらったのだと、私は解釈をしています。
日本人は、みんな一緒が安心。という気持ちが強い国民性があるとよく言われます。
ですが、みんな一緒が苦しいときだってありますよね。
ここ数年は、個性も多様性も、昭和時代と比べれば、周知されてきています。少しずつですが、生きやすくなっていってます。
あなたが、あなたの良いところ、得意なことを理解しましょう。
自分で自分を理解することが、生きていくうえでとても大切になります。
ありのままのあなたを受けいれることが、一番の強みなのです。