発達障がい支援センター
真鍋良得です。
今日3月11日は東日本大震災が起きた日です。
あれから11年たちました。
震災の時、発達障害がある子どもを持つ親が、避難所では周りに迷惑をかけないようにと、車の中で寝泊まりしていたという話を聞きました。
災害が起きて避難する時、発達障害というのは見た目ではわかりにくいということもあり、困ったことがあってもなかなか理解してもらえなかったりします。
特に子どもの場合は、環境に適応しにくく、親にとっても子どもにとっても対応が難しい場面があります。
災害が起きた時のために、避難する時の手順を決めて置いたり、子どもが落ち着けるものを用意しておくなど、物理的な準備をしておくことも大事ですが、日ごろから親子の信頼関係をしっかりと作って起き、何かがあった時に親が子どもにとって安心を与える存在であることも大切です。
ふだんから、しっかりと子供の話に耳を傾け、子どもの気持や行動の意味を理解するように心がけておくことで、いざとなった時にも子どもの特性に合わせた対応がしやすくなります。