こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
あなたは、
発達障害の診断が下りている、もしくは自分や家族が発達障害かもしれないと思う、病院に行ってみたけど発達障害の診断は下りなかった、
などで、なにかしらの困りごとを解消したいという思いがあって、こちらのページにたどり着いたのでしょうか。
・感情のコントロールがうまくできずに、トラブルを起こしやすい
・怒りの感情が瞬時に沸騰してしまって、怒った後ものすごく疲れてしまう
・やりたい気持ちをコントロールできなくて、やるべきことができなくなってしまう
・仕事の予定があっても、目の前のことに集中してしまうと、つい忘れてしまって人に迷惑をかけてしまう
・気をつけているのに、仕事のミスが無くならない
等々
困りごとを抱えていて、
「どうしてできないんだろう、できない自分はダメな人間だ・・・」
と自分を責めてしまうことがあります。どうしてもできなくて、怒られることが多いお子さんは、自分に自信をなくしてしまっているかもしれません。
できないことと、人格は別なので、自分を責めることはすぐにやめましょうね。
まずは、自分は困っていると気づくことから始まりますね。
そして、自分もしくは家族が困っていると気づいたらよくしたい、克服したいと思いますよね。
よくするためには、困っている本人の「よくしよう、克服しよう」という意志が必要です。
たとえ自分が、家族が困っていると気づいていても、当の本人がこれ以上変わることはできないと信じていたら、よくなることは難しいでしょう。
人生は自分の信じている通りになるのですから。
よくなることができる可能性を持っていることを信じるのも自分、
できないと信じるのも自分なのです。
お子さんが困っている場合には、親や支援者の方がお子さんができる力を持っているということを信じましょう!
これからできるという可能性をふくめて信じられた子ども、期待をかけられた子どもは、
自分のことを信じられるようになっていきます。
特に自我がまだ芽生えていない時期の子どもは、親が言ったことをそのまま信じてしまいます。
自我が形成されるのは中学生くらい、女の子はもう少し早い傾向にあります。
発達がゆっくりだと、自我が形成されるのも遅くなることもあります。
子ども時代は、『自分はこういう人間だ』というとらえ方が決まっていく大切な時期。
子どもが自分自身のことを、どんな人間だととらえていくのかは、親・兄弟・先生・友だちなど、まわりの人たちの影響もたくさんうけながら、自分自身のとらえ方も育っていきます
ですから、お子さんに
「あなたはどんなことでもできるんだよ」
と、期待をかけていくことが大切です。
大人になって、自分は自分に自信がないな・・・と気づいたときには、自分で自分のことを認めてあげることが大切です。
自分の今の状況は誰々のせいだ、などと人のせいにしていたら、成長することは難しいのです。
あなたは、まだまだ可能性をたくさん持っているんですよ!