こんにちは。発達障がい支援センターの明石美和子です。
3月半ばになり、一気に暖かい日が続いてますね。日本各地、夏日を記録した地域もあったり…季節は、冬から春に移り変わり過ごしやすい季節到来ですね。
皆さんは身体を動かすことは好きですか?私は好きです。コレからの時期、外での活動が気持ち良いですね。
発達障がいのお子さんは、身体の使い方が分からなかったり、力加減が中々上手くいきません。ついつい、力が入り過ぎたり逆に抜きすぎたりして丁度良い力加減が難しいようです。
また、感覚的な伝え方や抽象的なことに関しては極端に理解が難しく身に付けることが困難です。例えば、力を入れる動作では、ペットポトルを持ち力を入れると形が変わるとと言う視覚から来る情報を用いて伝えると、力加減や目安に繋がります。しかし、反対に力を抜く動作ではペットボトルを握り力を抜く行為をしても視覚的には形は変わらないため、力加減や目安を伝えるには伝わりません。目で見て確認出来ない項目は、発達障がいの子どもさんにとってとても難しい行為なのです。
どうやったら丁度良い感覚を体得出来るか、自分の感覚を自在に操るようになるには、地道に焦らず周囲の大人やお友達とたくさん会話をして少しずつ自分理解を深め、落とし込めると良いですね。何度も繰り返して良いのです。自分自身の丁度良さを見つける為にも、自分の気持ちをたくさんお話ししてくださいね。
親御さんや先生や周りの大人も、長い目で見守りながらたくさん会話をしてあげてくださいね。時には、道具に頼って良いと思います。その子のとっての心地良さは、その子で無いと分かりません。自分自身も考えてみてください。きっと、自分なりの感覚や心地良さは、自然と経験しながら身についてきたものだと思います。焦らずコツコツとたくさんコミュニケーションを取りながら、楽しんで行きましょう。それでは、今日はこの辺で終わりにします。また、お会いしましょう。