発達障がい支援センター
真鍋良得です。
今日は4月1日です。
桜が満開です。
4月になると初めての学校、初めての職場、初めての仕事、初めて会う人たちなど新しい環境での日々が始まるという人も多いのではないでしょうか。
発達障害がある人にとっては、新しい環境になじむのが苦手で、初めて会う人たちとうまくやっていけるのか不安に思うこともあるでしょう。
新しい環境の中に身を置いたときに不安になるのはだれしも同じです。
ただ、発達障害がある人は、周りの人と同じようにやろうとしてもできない経験をしてきたことが多くて「できないことを言われたらどうしよう」と思ったり、会話が苦手、空気が読めない、など、不安が大きくなる要素がより多くなる傾向にあります。
これからの時代は、集団の中でみんなと同じことができる人よりも、自分の得意なところを生かして社会に貢献できる人が求められる時代だと言われています。
人に合わすのが苦手でも、うまくコミュニケーションが取れなくても、自分の力を発揮できる方法はきっとあるはずです。
「自分には発達障害がある」「自分はこれが苦手」「自分はこれが得意」などと、自分で自分を型にはめることなく、とりあえずやって見ることで、新たな自分の可能性に気づくこともあります。
何かができないと、できないことにばかり目を向けがちになりますが、自分にできること、うまくできたことに目を向けて、自分の可能性を広げていきましょう。