こんんちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
新年度に入ったときは、桜が咲いていましたね。
今は、桜が散って、新緑の季節になってきました。
発達障害のあなたの生活は、新年度になって変わりましたか?
そして、その変化に慣れてきましたか?
まだまだ、慣れることができなくて、毎日とっても疲れていますか?
変化が苦手な特性を持っている場合は、新年度などの変化の多い時期はつらいですよね。
そして、発達障害のあなたは、毎年その大変さを乗り越えているのです。
「私ってすごい!」と、褒めてくださいね。
新年度などの変化がある時期にかかわらず
発達障害があるかないかにもかかわらず
自分の人生を生きていくうえで、大切なことがあります。
それは、あなたが何かを成し遂げようとしているとき、楽しいことと大変なことがセットになっているということです。
例えば、運転免許証を取得しようとします。
自動車学校の窓口に行って、申込書を提出するだけで、運転免許証がもらえるわけではありません。
教習をうけなくてはいけませんよね。
その中には、直進、左折、右折、バック、縦列駐車、横列駐車と様々ことがあります。
あなたが、縦列駐車がとても苦手だったとしましょう。
他のすべてのことはできるようになっているのに、縦列駐車だけができません。
縦列駐車のためだけに、自動車学校に通うことになります。
ここで、あなたがあきらめれば、運転免許証は取得できません。
新緑がきれいな時期に、高原や自然の中にあなた自身が運転して、ドライブをすることができません。
海沿いの道路をドライブすることもできません。
でも、あなたが縦列駐車ができるようになるために、頑張って通い続けたらどうなるでしょうか。
人の2倍、3倍時間がかかっても、やれるようになれば、運転免許証を取得できます。
運転免許証を取得して、好きな車で行きたいところに行く。
この楽しみを手に入れれたのは、縦列駐車をやれるようになるために、とても頑張ったからです。
大変な思いをしたからですよね。
あなたが何かをやりたい、夢を叶えたい、そう思ったとき、楽しいことばかりならいいですよね。
ですが、大変なことを越えなければならにことが出てきます。
そのときの努力や大変な思いをしてきたことは、結局は楽しいこと、叶えたいことにつながっているんです。
つまりは、大変なことを乗り越えれば、あなたには、楽しいことが待っているということです。
さぁ、今日はどんな楽しいことが待っているでしょうか。
今日も楽しい1日をお過ごしください。