こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。
仕事をするとき、どんな能力が求められているでしょう?
仕事によって、必要な能力は変わってきますが、どの仕事をするにも最低限な能力とは何でしょう?
1 時間を守ることができる
時間を守れなかったら仕事をすることはできません。朝、遅刻せずに出勤できる。待ち合わせ時間に遅れずに行くことができる。これができないと仕事は続けることはできないでしょう。
2 あいさつや返事ができる
これも基本中の基本ですよね。「おはようございます」「お疲れさまでした」「いつもお世話になっております。」「ありがとうございました。」「わかりました」
あいさつや返事はコミュニケーションの基本です。
3 体力がある
基本的に1日8時間労働です。1週間で40時間です。立ちっぱなしの仕事もあるかもしれません。肉体労働もあるでしょう。仕事はとにかく体力が必要です。残業もあるでしょう。仕事を長くしていないと体力もなくなってきています。仕事ができる体力を養っておく必要があります。
4 身だしなみ
職場に合った身だしなみが必要です。スーツ、制服、カジュアル、作業着など身だしなみは仕事をする上で基本です。髪型、ニオイ、爪など清潔感も大切です。
5 人の話を聞く
人の話を聞くと言うのは、コミュニケーションで非常に大切なことです。作業の手を止めて相手の目を見て話を聞く。聞きながら相づちをうったり、わからないところを質問したりなど、聞く姿勢が大切です。
6 困ったとき、どうしたらよいかわかる
困ったときに、フリーズしていたのでは仕事になりません。困ったときはどうしたらよいのか、誰に聞いたら良いのか判断できる力です。わからないからといって自分流にやってはいけません。
このように、どこの職場でも求められる能力を身につけておきましょう。お子さんなら、高校を卒業するまでには身につけさせておきましょう。