こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなた、発達障害のお子さんの親御さんは、自由と聞くとどんなことを思い浮かべますか?
・動きたいときに動いていい
・叫びたいときに叫ぶ
・ずっと同じことをしていてもいい
・あれをやって、これをやってと次から次へと遊んでもいい
・1人でいてもいい
・どれだけでも好きなことをやれる
・何をしても、誰からも注意されない
・ゲームやり放題
・お菓子もたくさん食べていい
色々なことが浮かんできますね。
発達障害のあなたは、自由に好きなことをやって毎日過ごせたなら、とても楽しいだろうな、と思いますよね。私もそう思います。
では、あなたに自由な時間が与えられました。
あなたはお菓子を好きなだけ食べてみたいと思っていたので、食べたいだけ食べることにしました。
お菓子が朝昼晩ご飯の代わりになっています。
あなたは、今後どうなると思いますか
・食べ過ぎてお腹が痛くなる
・気持ち悪くなる
・体調が優れない
ということが起きてくるかもしれません。
お菓子を好きなように自由に食べていた発達障害のあなたは、お腹が痛くなりだしました。
どうしてだと思いますか。何が原因なのでしょう。
それは、自由にお菓子を食べていたからですね。
自由にお菓子を食べていたのは誰でしたか?
そう、あなたですよね。
発達障害のあなたは、自由にしてもいいと言った人が悪い。言った人の責任。と思うかもしれません。
自由にしていいよと言った人は、お腹が痛くなるまで食べるのも、お腹が痛くなるのは嫌だから、お菓子を食べるのはこのくらいにしておこうと決めるのも、あなたの自由なんですと言うでしょう。
自由にお菓子を食べることができます。
体調の管理も自分でやってね。自分で責任を持ってね。ということなのです。
つまり、自由と責任は1セットなのです。
自由にできるということは、自分の気持ちや行動に責任を持つことになるとうことを、覚えておいてくださいね。
それでは、今日も1日、自由な時間を楽しんでください。