こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。
発達障害があると、思い込みが激しい場合が多いです。白黒はっきりつける性格であり、批判されるとエスカレートしてしまいます。
思い込みとは、自分が絶対に正しいと思っていることで自分のとっては普通のことで、絶対に気づきません。
気づかないから思い込みというのです。気づいてしまうと、思い込みではなくなります。固定観念ともいいます。
人は顕在意識と潜在意識があり、顕在意識は5%、潜在意識は95%と言われています。思い込みは潜在意識にあるため、気づかないのです。
観念の法則は何回かお話しているのでご存じとは思いますが、出来事があったとき、観念を通して自動的に感情が生まれ、その感情に合う思考をします。その思考に基づき言葉を発し、行動し、結果が生まれます。結果の連続が人生を作ります。
出来事⇒(観念)⇒感情⇒思考⇒言葉、行動⇒結果⇒人生
この観念は固定観念であり、潜在意識に刻まれてます。普通は気づきません。気づかない故、変えることはできません。変えられなければ、人生は変わりません。固定観念が人生を作る所以ですね。
「朝はごはんじゃないといけない」という固定観念を持っていたとしましょう。朝、パンを食べている友人を見て、「朝はごはんがじゃないといけないんだ。パンに比べ、ごはんは粒食なので、ゆっくりと消化・吸収され、なだらかに血糖値を上げて長時間維持するし、絶対にパンよりいい。」と力説するでしょう。友人がそうとも言えないと反論すると、怒り出してしまいます。
そうなると人間関係がうまくいかなくなってきます。
「自分が正しいと思っていることは固定観念ではないか?」と一度、客観的な目で見てみましょう。
あなたが当たり前だと思っていることは何ですか?
最近、イライラしたことは何ですか?