こんにちは。発達障がい支援センターの明石美和子です。
皆さんは、得意な音不得意な音がありますか?発達障がいがあるお子さんは、音に対してとても敏感です。感覚的なモノなので、その子になってみないと感じることや理解することは難しいですよね。
私たちが不快にならない音や音量でも、発達障がいのお子さんは不快な音の場合は、その反応が著明に出ます。些細なことかもしれませんが、不快と感じたらその後の思考や言葉や行動が負のスパイラルに陥ってしまいがちです。
我が子や関わるお子さんが発達障がいの場合は、その子がどんな音に対してどんな反応があるか観察してみてくださいね。不快と感じたら、静かな部屋に行き一旦場面を変えるなど環境設定を整えると良いと思います。個室が用意できない場合は、イヤーマフをつけてみたりなど道具を使ってみるのも一つの方法だと思います。
逆に、興奮してる場合は快適な音ではなく興味のない音楽を流して落ち着かせるやり方もあると思います。
不快だから全く関わらないと言う選択肢ではなく、不快にならない程度に徐々に慣らすために接することも大事ですね。
どんな人でも得意不得意があると思います。相手を知ることで、より理解度が高まりさまざまなケアに繋がっていくと思います。
自分自身得意不得意を知っていますか?時には、自分自身とも対話をしてみても良いかもしれませんね。