こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
毎日暑いですね。
そして、朝、子どもたちの声が聞こえないな、なぜなんだろうと考えて、
そうか、夏休みに入ったんだと気づいていました。
発達障害のお子さんの親御さんは、今年の夏休みはどのように過ごしたいと考えてますか。
夏休みだからこそ、苦手なことを克服しないと。
夏休みだからこそ、好きなことを思いっきりやらせたい。
相反する気持ちが心の中で、綱引きをしているのではないでしょうか。
できることなら、この綱引きは「好きなことを思いっきりやらせたい」に勝って欲しいと思います。
発達障害のお子さんは、
・どうしてみんなと同じにできないの
・なんで、そんなことばかりしているの
・また、忘れ物をしたのか
・何度も同じことを言わせないで
といった、お子さんを苦しめる言葉を浴びても、頑張って学校に行っていました。
頑張って学校に行っていて心の中は
・どうしてできないのだろう
・忘れ物をしてくて忘れ物をしているんじゃない
・なんで、みんなは気にならないのだろう
・どうして、みんなのようにできないのだろう
・もう、自信ない。もうイヤだ
と、思っていた可能性があります。
ですので、夏休みは誰に気兼ねすることなく、思いっきり好きなことをして、自信をつけて欲しいのです。
お子さんはどんなことが好きですか?
分からないという親御さんは、お子さんに聞いてみましょう。
もし、お子さんも分からないということであれば、
・どこにおでかけしたいかな
・何をして遊びたいかな
・○○と△△・・・と候補をあげて選んでもらう
親御さんからヒントをあげてみましょう。
お子さんは、好きなことの話をしてくれるでしょう。
その時に面倒だなと思わずに、話を聞くことを優先してください。
お子さんの特性で、話し出すと止まらないときは、〇がしたいから、〇時○○分までね。
と、理由と何時まで話を聞くことができるのか伝えましょう。
そうすれば、時間のことを忘れて話をしているときに、もう、約束の時間だからと伝えれば、そうだったと気づいてくれます。
今年の夏休みは、発達障害のお子さんと一緒に、思いっ切り遊んでみましょう。