おはようございます。青芝夏樹です。台風が過ぎて涼しくなってきましたね。先日、長野県に遊びに行ってきたのですが、気温が16℃でしたので暖房を入れました。台風前はすごく暑かったので、気温の変化が激しいですね。今日は、価値観に気づく方法を書きたいと思います。
発達障害があると、両極端な価値観になりがちです
「こうでなければならない。」という強い価値観を持っている場合が多いのです。自分が「こうでなければならない」と思っていることに、どうやって気づいたら良いのでしょうか?
それにはメタ認知を高める必要があります。メタ認知とは、自分がどう考えているかを客観的に捉える方法です。
価値観に気づく方法
カウンセリングを受ける
感情が高ぶったときが、自分の価値観に気づくチャンスです。
出来事⇒(価値観)⇒感情⇒思考⇒言動⇒結果 という流れなので、感情が動いた時にその元になる価値観がわかるのです。カウンセリングに行くと、出来事があって腹が立つと訴えると、カウンセラーはすぐにその人の価値観を見つけます。でも、すぐには教えてくれません。なぜなら、あなたはカウンセラーが言うことは違うと感じるからです。相手が悪いと思っているのに、自分の価値観に問題があることを受け入れられないからです。だから、カウンセラーはあなたの話に傾聴して「そうだね。それは腹立ちますよね」と言ってくれます。気持ちをわかってくれます。しかし、気持ちをわかってもらったところで解決はしません。2~3回目くらいに心の仕組みを教えてもらって、それ以降、徐々に自分の価値観を理解してもらう段階に入ります。そして、「その価値観があるから腹が立つのだよ」とやっと教えてくれます。カウンセラーに導いてもらうと価値観に気づかせてもらえます。
自分で客観視する
感情が高ぶったときが、自分の価値観に気づくチャンスというのは同じです。感情が高ぶったときに、自分が感じていることを紙に書き出します。例えば、夫に腹が立ったとき、「なぜ、夫はわかってれないんだ。腹が立つ。普通、私が困っているときは話を聞いて助けてくれるだろう。あいつは最低な奴だ。そもそも、自分勝手だし、自分のことばかり。人の気持ちをわかろうともしない。」
後日、この紙を客観視します。自分が書いたものだと思わずに他人が書いた文書だと思って分析していきます。「普通」「善悪」「優劣」の書き込みがあるところに注目します。
「普通、私が困っているときは話を聞いて助けてくれるだろう。」⇒「普通」があるので、「人が困っているときは助けるべきだ」という価値観をもっていることがわかります。
「あいつは最低な奴だ」⇒「優劣」があるので、「困っている人を助けない人は良くない人」という価値観を持っていることがわかります。
「人の気持ちをわかろうとしない」⇒「善悪」があるので、「人の気持ちをわかるのが普通」という価値観を持っていることがわかります。
まとめ
価値観に気づく方法は、カウンセラーに導いてもらうか自分で紙に書いて後日客観視する2つの方法があります。自分で客観視する方法は難しいので、自分で客観視する方法をカウンセラーに聞いてもいいかもしれません。