こんにちは。発達障害支援センターの水野幸子です。
日が短くなってきましたね。
数年前の私は、日が短くなると気持ちが落ち込んでいました。
太陽の光が大好きで、太陽にエネルギーを充電してもらっていると思っていたからです。
日が長くなる季節になれば、もうそれだけで大喜びで、日が短くなるだけで悲しくなるという感情の動きをしていました。
発達障害のあなたは、自分の感情をコントロールできていますか。
特に、怒りは大きくて、自分でコントロールしにくい感情になります。
発達障害の特性で
・自分の感情が上手く伝えることができない
・感覚過敏で音や光など、周りの人は平気でも、自分だけ気になってイライラしている
ということがあります。
この特性を理解できていない人からは、誤解を受けることになるのです。
例えば、発達障害の特性の感覚過敏があるとします。
仕事中、キーボードを叩く音が気になって仕方がありません。
ですが、仕事をしている音なのだからと、気になりつつも我慢をしています。
1日中、音が気になりながら我慢をすることはとても過酷なことです。
我慢の限界がきて、怒りとして感情が爆発してしまうのです。
発達障害であるあなたは、キーボードを叩く音がうるさい、という理由があって怒っています。
ですが、周囲の人は、どうして突然起こりだしたの?となってしまうのです。
突然怒り出すことが、何回も繰り返されると、周囲の人から
・わがままだ
・自分勝手だ
・ヤバい人だ
・距離を置いた方がいい
と、思われていくようになります。
発達障害のあなたには、怒る原因があるのに、原因なく突然怒り出すと思われているのは辛いですよね。
その誤解を解くためには、周囲の人に特性を知ってもらうのが大切です。
そうすれば、原因があって怒っているのだということを理解してもらうことができます。
ただ、今回例えたキーボードの音の場合、特性を理解してもらってもキーボードを叩くのをやめるわけにはいきません。
使えるキーボードを、出来るだけ音が静かなキーボードに買い替えることまで、要求することも難しいでしょう。
発達障害のあなた自身が、何かしらの工夫もしていくことが大切です。
・耳栓・イヤーマフ・ノイズキャンセリングイヤフォンをつける
・イライラいしてきた時に、クールダウンする方法をみつけておく
・ストレスや疲労をためないように、早めに休息するようにする
・あなたがイライラに気づいていないようなら、家族や周囲の人に、イライラしだしていることを教えてもらう
・今の気持ちを紙に書き出してみる
・好きな飲み物を飲んでみる
・リラックスできる香りを用意しておく
・窓を開けて空を眺めてみる
などなど、いくつか用意をしておくといいですね。
怒りが起きるときというのは、欲求が通らなかったときです。
それは、発達障害のあなたも、私もみんな同じです。
では、すぐに怒ってしまう人と滅多に怒らない人の違いは何なのでしょうか。
それは、その人が持っている「こだわり」「主観的価値観」つまり「観念」です。
「観念」を緩めたいと思ったあなたは、発達障がい支援センターの心理カウンセラーに声を掛けてくださいね。
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それでは、今日も楽し1日をお過ごしください。