こんにちは。
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
大人になってから発達障害があることがわかった時、「もっと早く知っていればここまで苦しまなかったかもしれないのに」「子どもの頃にわかっていれば適切な療育が受けられたかもしれないのに」と言ったことを思われることがあるかもしれません。
しかし、過去は変えられませんし、過去にわかっていたら苦しまなかった可能性があるかもしれませんが、逆にもっと困難な状況になっていた可能性だってあるわけです。
早い段階で発達障害があることがわかっている方が、自分の特性を生かしたり苦手なことに対処したりといったことがしやすく、生きづらさを抱えることが少なくなるということはあるかもしれません。
それでも、今、発達障害であることがわかったのであれば、今がそれを知るベストタイミングだったのです。
発達障害があってもなくても、人生はいつでも変えることができて、誰もがしあわせに生きる道を選ぶことができます。
今どのように行動するのか、今どのような選択をするのかがこれからの人生を決めるのです。
過去にどんな人生を歩んでこようとも、今からは自分らしくしあわせに生きる道を選んでいいのです。