こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、
・私はダメだ
・私はみんなに迷惑をかけてばかりだ
・私は普通に行動できない
・私はみんなの言っていることが分からない
・私はなんでこんなんなんだろう
など。
あなた自身のことを責めていませんか。
このように、発達障害のあなたは、あなた自身を責める必要はありません。
なぜなら、発達障害のあなたは、あなたの気づいていないところで、誰かを助けているのです。
発達障害の私に、そんなことがあるわけがない。と思いましたか。
そんなことがあるのです。
例えば・・・
不登校気味のたける君(仮名)は、学校の門から教室に入るまでが、一番つらい時間でした。
教室の自分の席につくまで、安心ができないのです。
校門まで送ったお母さんは、そんなたける君の後ろ姿を心配しながら見守ります。
お母さんは、心配しながら毎朝、感謝することがありました。
それは、こうじ君(仮名)の存在です。
こうじ君は、誰も声を掛けないで~というオーラを身にまとい、足早に歩くたける君に毎朝、毎朝、おはようと声を掛けてくれているのです。
たける君のお母さんの場所からは、こうじ君の声は聞こえません。
それでも、こうじ君がたける君の近くに行き、話しかけてくれているのは分かります。
たける君は、教室の自分の席に行くのに必死で、こうじ君には気づきません。
たける君の気持ちを知らない人がその状況を見ると、たける君がこうじ君を無視しているように見えます。
こうじ君は、たける君の気持ちを知りません。
こうじ君は、何の反応もしないたける君に、毎朝、毎朝声を掛け続けてくれました。
それを毎朝みていたたける君のお母さんは、どれだけ心が救われていたか。どれだけこうじ君に感謝をしていたか。
人は誰でも、誰かを支えているし、誰かに支えられています。
ですので、発達障害のあなたのことを、責めなくてもいいのです。
今日からは、私はダメだ~と思うのをやめて、
私は誰かを支えている。と、思うようにしてみませんか。
言葉を変えるだけで、心が軽くなりますよ。
それでは今日も、楽しい1日をお過ごしください。