こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
発達障害のあなたは、頭の中で思考がぐるぐるして悩んではいませんか?
発達障害のあなたは、やるべきことがいっぱいで優先順位をつけられずに困っていませんか?
発達障害のあなたは、不安がいっぱいで何も手に付けられないことはありませんか?
今日は、そんな悩みの解決方法の一つとして、書く瞑想をおすすめしたいと思います。
書く瞑想って?
「ジャーナリング」といわれるもので、頭に思い浮かぶことをそのまま書くことです。
『そのまま書く』という言葉通り、「あれ?ここどうだったっけ?」とか「え~と忘れちゃったなぁ…」など、思い浮かんだものは何でもそのまま書きます。
発達障害の方に書く瞑想がおすすめの理由
発達障害のある方は、メタ認知という客観的に物事を見ることが苦手な傾向にあります。
メタ認知が苦手だと、
主観や感情に囚われ、思考がぐるぐるしたり不安になりやすかったり、
客観的に判断できず、優先順位がつけられなかったりします。
書く瞑想は、ひたすら今に集中して、頭に浮かぶあれこれを書きます。
そうすることで、思考や感情が整理されますし、ストレスの軽減にもつながります。
書いたものを眺めることで、自分の思考や感情を客観的に見ることもしやすくなります。
書く瞑想のやり方
書く瞑想のやり方は、簡単です。
紙とペンを用意します。
時間を決めて、その時間は、ひたすら自分の思考や感情を書くことに集中します。
最初は1日5分から始めてみて、1日15分くらいやってみるのがおすすめです。
パソコンに入力しても良いですが、実際に手を動かして書いた方が、より気付きを得やすくなります。
書くのをためらう瞬間があったり、書いている自分の思考・感情の動きも知ることができるからです。
一つ、テーマを決めて書いてみるのもおすすめ
思い浮かんだものをそのまま書くというやり方は変えず、何かテーマを決めて思い浮かんだものを書くというのもおすすめです。
例えば、
あなたがやっていて楽しいことは?
あなたがやりたいことは?
あなたがやりたくないことは?
あなたにとって発達障害とは?
などなど、どんなテーマでも良いのです。
また、「ジャーナリング テーマ」で検索するとたくさんテーマが出てきます。
ちなみに、私が最近やったのは、「今年やり残したこと」です。
私自身、やり残したことはあまり思いつかず、5個くらいしか書けなかったのですが、
『今年はこんな1年だったなぁ…』
『「やり残したこと」はなかったけど、「なり残したこと(こういう自分になれなかった)」というのがあったなぁ…』
と、気付きがいっぱい得られました。
ということで、今日は、書く瞑想「ジャーナリング」についてお話しました。
あなたも試してみてくださいね。
ということで、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。