こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
「他人は自分を映す鏡」ということを聞いたことはありますか。
私はお互い鏡というように、とっても略して記憶をしていました。
それは、どういうことかというと
・あなたがＡさんのことを苦手と思っている。Ａさんも、あなたに良い印象を持っていない。
・あなたが嫌いと思っているＢさんがいます。Ｂさんも、あなたが嫌いと思っている。
・あなたはＣさんのことを話しやすい人だな思っています。Ｃさんも、あなたのことを話しやすい人と思っています。
・あなたはＤさんのことを信頼しています。するとＤさんもあなたのことを信頼してくれています。
発達障害のあなたも、発達障害のお子さんをもつ親御さんもこのような経験をされてますよね。
発達障害のあなたが、いいなと思った人とは、話しやすい、気が合うということが多いですよね。
発達障害のあなたが苦手と思った人とはどうしたらいいんでしょうか。
あなたが苦手と思い込んでいる割合と同じように、相手もあなたのことを苦手と思っています。
発達障害のあなたが、その人と仲良くなりたいと思うのなら、相手のことを信頼しましょう。
あなたから、相手に心を開いていくのです。
あなたが心を開ければ、同じように心の扉を開けてくれるようになっていきます。
お互いが心の扉を同じように開いていれば、だんだん話す機会も増えてきて、信頼しあう仲になります。
発達障害のあなたが心を開けることで、あなたに心を開いてくれる人が増えていきます。
お互いに心を開いて入れば、支えてくれる親御さんや先生方とも、もっとコミュニケーションが取れるようになります。
発達障害のあなたが、心を開いていくことで、あなたを中心とした人の輪ができていくのです。
なぜ、自分から心を開いていかなければいけないの？とあなたは思いましたか。
それは、他人を変えることは誰にもできないからです。
発達障害のあなたは、親御さん、先生、友達からの何気ない言葉に、傷ついてきたのではないでしょうか。
どうして、そんなこと言われないといけないの。
それは本当に私の問題なの。と思ってこともあるのではないでしょうか。
発達障害のあなたが、そのように思っているときは、親御さん、先生、友達があなたを変えようとしているときが多かったのではないですか。
そして、納得できる説明もなく、頭ごなしに言われていたことが多かったですよね。
そのようにされると、発達障害のあなたは、反抗していたのではないですか。
納得できないことは、なかなか行動に移せないですよね。
それに、他人を説得して行動に移させる、しかも変えるとなると、相当な時間と労力が必要です。
ですので、自分で自分を変えていくほうが、簡単で早くできるのです。
信頼できる人との輪ができていると、発達障害のあなたが助けて欲しいと思ったときに、誰かが助けてくれます。
それは、発達障害のあなたが安心して生活していくことができる、ということにつながるのです。
信頼できる人を増やして、楽しい毎日を過ごしましょう。