おはようございます。青芝夏樹です。誰でも、他人から批判されるとイライラしますよね。特にきつく言われたとき、さっとに言い返していることもあるでしょう。
怒りがコントロールできない
上司「あの資料を作っておけと言っただろう。なぜ、早く作らないんだ。しっかりしろよ。」
あなた「わかっています。でも、期限を言われなかったじゃないですか。こちらも仕事をいっぱい抱えているのですから、急ぐなら、期限を言ってくれないと、困ります。」
上司「いつも、お前は仕事が遅いんだよ。俺が作っておけと言ったらすぐに取りかかれ。他の仕事はおいておいてすぐに取りかかれよ。いつも言っているだろ。何回も言わせるな。」
これは、反射的に答えてしまっています。
これは怒りをコントロールできていると言えるでしょうか?
言えませんよね。他人から言われて、頭で考えずに言われたことにとっさに返しているだけです。
では、怒りをコントロールするにはどうすればよいでしょうか?
怒りをコントロールする方法
反射的に返すのではなく、一旦立ち止まって、どう言動すればいいかを考えてから行うのが良いのです。
上司「あの資料を作っておけと言っただろう。なぜ、早く作らないんだ。しっかりしろよ。」
⇒ 一旦立ち止まる
考える(上司は資料が早く必要だったんだ。それは分かった。しかし、期限は言われなかった。期限を確認しておくべきだった。)
あなた「資料を頼まれたのはわかっているのですが、期限を確認しておらず申し訳ございません。すぐに、作成します。」
上司「こちらも期限を言っておらず申し訳なかった。資料が至急必要なので頼むよ。」
こうやって、一旦立ち止まって考えてから行動すると怒りがコントロールできます。
つまり、反射的に行動するのではなく、主体的に行動するということです。
もう一つ例をあげると、
反射的
状況「挨拶したのに無視された。」
あなた(なんだ?挨拶したのに無視しやがって?嫌な奴だ。)
主体的
状況「挨拶したのに無視された。」
⇒ 一旦立ち止まる
考える(もしかして、考え事をしていて気づかなかっただけかもしれないし、私の声が小さくて聞こえなかったのかもしれない)
あなた(次はもっと大きな声で挨拶してみよう。)
このように主体的に考えて行動すると、怒りを上手にコントロールできるようになります。