こんんちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたは、子どもが学校で苦手なクラスメイトや先生がいるということで悩んでいませんか?
・わが子が同じクラスに苦手な子がいることに困っていることがある
・わが子がが同じクラスの子がいつも大声で騒いでいるのをがまんしているようだ
・わが子が席替えをしたらイヤだと思っている子と席が近くなってしまって、憂うつな気持ちになることがある
・いつもいじめてくる子がいて、学校に行きたくない
・イヤな子はわざとやっているわけじゃないのはわかるけど、一緒の空間にいたくない
といったことで悩んでいないでしょうか?
苦手な人は子育て中の親であるあなたにもいるのではないでしょうか?
苦手な人がいたら、その人にはあまり会いたいと思えない気持ちはなんとなくわかりますね。
子どもに発達障害があったり発達障害の傾向があるというときに、
イヤだと感じる気持ちがかなり大きくなることもあるので注意が必要です。
発達障害の脳の特性で『自分が感じていることは皆が感じているはずだ』と思いやすかったり『相手は私のことをわかっているはずだ』と思いやすかったりすることもあります。なので、『自分のことが理解されていない』『自分は相手に批判されてしまった』と感じてしまったときに、怒りの感情がわいてしまうことも多くあります。
本当に辛い場合は、一時的に逃げることもあっていいのです。
決して逃げてはいけないということではないのです。
苦手な人に会わないために、
例えば学校をお休みする、不登校になる、転校する、ということを選択して、
そのときはイヤな子と離れることができてホッとする気持ちになるかもしれません。
ですが、
長い目で見ると、本当の解決にはなっていないのです。
わが子の学校生活が終わると、次の学校に進学したり、いつかは社会に出ていったりしますね。
すると、やっぱり苦手な人がまた現れます。
苦手な人がいる、イヤな人がいる、というのは、
その苦手な相手、イヤな相手が問題なのではなく、
本人のとらえ方の問題だからなのです。
なので、本当の意味での解決というのは、
その苦手な子、イヤな子から逃げるのではなく、
苦手な人やイヤな人が現れたときに、
逃げなくても大丈夫なとらえ方になることなのです。
「苦手だな」「イヤだな」と思う気持ちは誰にでもあります。
苦手な人やイヤな人がいることは、当たり前のことにも思えますよね。
なので、苦手な人やイヤな人が現れても大丈夫なとらえ方ができるようにしていくことが大切です。
「苦手だな」「イヤだな」と思うのは、そこに観念があるからなのです。
わが子が「苦手だな」「イヤだな」と思っている相手のことをクラス全員が「苦手だな」「イヤだな」と思っているわけではないことがほとんどでしょう。
観念とは主観的なとらえ方のことです。
主観的、つまりその子その子、その人その人によってとらえ方は様々なのです。
なので、同じ子のことを「イヤだな」と思う子もいれば、「好きだな」と思う子もいるし、「特に何とも思わないな」という子もいるのです。
わが子が、あなたが、苦手だなイヤだなと思う相手がいてもいいのです。
ただ、苦手だなイヤだなと思う相手がいても、逃げなくても大丈夫なように観念を変えていくことが本当の解決につながります。
観念、つまりとらえ方を変えていけば、これから苦手な相手、イヤな相手がいても大丈夫なわが子になっていきます。
そうすると、わが子の可能性が広がっていきます。わが子の人生を切りひらいていく力につながっていくことでしょう。
わが子の未来のために、今何ができるのかを一緒に考えていきましょう。
あなたの幸せな子育てを応援しています。
本日は黒瀧素子がお送りいたしました。