こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
発達障害や発達障害グレーゾーン、発達障害の疑いがある子ども育てている親御さんは、
わが子が怒りっぽかったり、落ち込みやすかったり、と感情の起伏が激しいことに困っていませんか?
感情のコントロールが苦手だと、
・学校の課題などやるべきことを先延ばしにしてしまう
・カッとなって、友だちに手が出てしまう
・論理的に考えられなくなってしまう
・自分の失敗やうまくいかない理由を「自分は悪くない」と人のせいにしてしまう
といった言動がみられることが起きてきます。
発達障害があると、自分の気持ちに気づきにくかったり、わかりづらかったりといった特性があることがあります。ですので、子ども自身が怒りの感情がわいていることに気づきにくいといったこともあるのです。
そこで大切なのは、親や先生・支援者などまわりの大人が発達障害の子どもの特性に気づいて受け入れていることです。
子どもに起こる困難なことをサポートできる体制ができていると、子どもの不安は少なくなっていき、生きやすさにつながって、困難なことを乗り越えていく力のもとになります。
怒りの感情もコントロールできることを、まず発達障害の子どものまわりの支援者が知って、子どもにも教えることができるといいですね。
親や先生など周囲の大人が発達障害の特性に気づいていない、もしくは発達障害によるものだと認めようとしない場合、子どもの言動に批判的になり、強く叱ることが常態化してしまったり、逆に最低限のことしかしない放置状態になってしまって、子どもの存在を否定するような行動になってしまうこともあります。
そうなると、うまくできないと感じている子ども自身が「どうせ私なんて・・・」と自分を否定するようになってしまって、感情や行動のゆがみにつながるおそれがあるのです。このゆがみが、さらに二次障害をうんでしまうことにつながります。
感情のコントロールの中でも、特に大切なのが怒りの感情のコントロールです。
怒りの感情はとても強いものになると、コントロールすること自体が難しくなってくるのすが、練習すれば、徐々にコントロールすることができるようになっていくのです。
どうしても難しいと感じたときは、発達障害専門のカウンセラーに相談することも大切になりますよ。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。
黒瀧素子がお送りいたしました。