こんにちは。発達障がい支援センターの阿部由香里です。
発達障がいのあなたは、自分に得意なことと不得意なことがあることに気づいていますか?
私たちは誰しも、好きなこと、嫌いなこと。得意なこと、不得意なことがありますよね。
・Aさんは、ご飯を早く食べることが得意です。
・Bさんは、ゆっくりだけど、絵をかいたり手先を器用に使う作業が得意です。
・そして、Cさんは誰も考えつかないような面白い遊びを考え出すことが得意です。
反対に、どう頑張ってもうまくできないことだって、あります。
・学校で、苦手な教科の授業があるかもしれません。
・発達障がいの特性で、黒板の字を写す作業が遅い子もいるでしょう。
・紙の説明書を読んでも、全く理解できないという方もいるでしょう。
もし必要であれば、その不得意を補うようなトレーニングをしていくといいでしょう。
発達障がいのあなたが、苦手を克服するというのは、人知れず努力が必要です。でも少しでも上達していくと自信に繋がります。
頑張った自分を褒めて、努力できたことをモチベーションにしていきましょう。
苦手なこと、不得意なことがあるのは悪いことではありません。
むしろ、苦手を克服したいと思うこと、それが自分の興味があってやりたいことになると、それはあなたの強みになります。不得意だった最初の出だしが0だとすると、もともとそれができる人よりも伸びしろがずっと大きいです。0から1に上達する方法を見つけるというのは、それだけでもノウハウを手に入れたことになります。
さらに、不得意であっても、それが好きなことになる。すると、努力することが苦にならなくなります。苦手でも好きなこと、そういうものがあるといいですね。
私は子どもの頃から、足が遅くて運動が苦手でした。
それは人と比べると、私は運動音痴ということでした。でも、歩くことはできます。
ある時ハイキングをしたらとても楽しくて、それから山登りや、水泳やヨガなど、運動がとても楽しいと思うようになりました。人と比べることが多い学生時代でしたが、何も比べる必要はなかったと気づきました。
苦手なことと、嫌いなことは一緒ではないです。苦手だからこそチャレンジする楽しみがある。
そんな風に、楽しんでいけたらいいですね。
あなたの頑張っている毎日を応援しています。今日は、阿部由香里がお届けしました。