こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
あなたが苦しんでいることは、変えられることですか?
それとも、変えられないことですか?
と聞かれたら、あなたはどう思いますか?
変えられるものと変えられないものって見分けがつくのでしょうか?
あなたは、
過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる
ということを聞いたことがあるでしょうか?
私は初めてこのとことを聞いたときに、
「そうだよな」
と、とても納得しました。
すごく当たり前のことだけど、このことを教えていただくまで気づいていなかったのです。
それからあらためて考えてみると、
過去のことを想い出して『あのときはイヤだったな』と当時のイヤだった気持ちを何度も思い出してみたり、
他者が言ってきたことに対して、
『なんであんなこと言ってくるの?!私にあんなこと言ってくるなんておかしい!』
と怒りや悲しみの感情を思い出してみたり、
と、変えられないことに対してばかり考えてしまっていることに気がつきました。
自分以外の人、つまり他者が言うことはその他者が決めることなので、自分にはどうにもなりません。なので、相手を変えようとすることは無理なこと、そのことに悩んでも仕方ないのです。
過去に起こってしまったできごとはもう変えられません。
もう変えられないことを考えても仕方ないのです。
あなたが変えられるのはあなた自身、つまり自分のことと未来のこと。
苦しまなくなるために大切なのは、あなたのものごとのとらえ方、つまり観念を変えていくことなのです。
観念を変えると、過去さえも変えることができることもあるのですよ。
あなたが変えようとしているのは、がんばれば変えられることですか?
それとも、変えられないことですか?
あなたは悩みたくて悩んでいるのではないですよね?
幸せになりたいと思うのであれば、変えられることについて考えるようにしていきましょう。