こんにちは。発達障がい支援センターの明石美和子です。
発達障がいのお子さんは、飛んだり跳ねたり走り回ったり…広々とした場所では、動き回ることが大好きです。周りが居ても関係なく走り回って遊びます。
危険察知能力や先読みをすることなど、視覚化せずに思考で考えることは、発達障がいのお子さんにとっては苦手な行為の一つになります。
しかし、危ないかもしれないからと言って最初から行動を止めてしまう行為は、その子にとって成長を止めてしまう行為であり、逆にフラストレーションが溜まってしまい逆効果になります。
遊びを始まる前に、きちんとルールを伝えたりダメな事はきちんと理由を伝えましょう。また、環境設定として目に見えて分かりやすいように遊んで良い場所とダメな場所が分かるようにテープで仕切るなどして工夫をしてみるのも、一つの方法にあります。
あの子はああだから…あの子は言うこと聞かないから…あの子は、落ち着きがないから…などと勝手に決めつけるのではなく、お互い寄り添って話してみてくださいね。最初は、スムーズでなかったとしても繰り返し繰り返し試してみてくださいね。人は学習するものです。相手の変化を目の当たりに出来ることがとても楽しみですね。