こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、幼いころから、なぜ怒られるのか、なぜ注意されるのか分からないということが多くあったのではないでしょうか。
発達障害のあなたは
・どうしてみんなのようにできないの
・みんなのようにちゃんとやりなさい
・みななと同じように行動するんだよ
・花子ちゃんは1回で分かるのに、なぜあなたは1回で分からないの
・太郎くんはあんなに上手にできるのに、なぜあなたはできないの
幼い頃から、友達や兄弟姉妹と比較されて、注意されたり、怒られたりしてきたのではないでしょうか。
幼い時に言われたことは、自分でも気づかないうちに心の中に刻み込まれます。
そして、心の中に刻まれた言葉は、気づかないうちにあなたの観念(価値観)になっているのです。
友達と比較されてきた発達障害のあなたは、
・みんなと同じようにできなければならない
・みんなのようにちゃんとやらなければならない
そして
・やれない自分はダメなんだ
と、なっているのではないでしょうか。
発達障害のあなたは、ついつい誰かと比較をして、自分のことをおとしめていませんか。
例えば、
友達3人との会話の中で、どのようなお菓子が好きかとう話になったとします。
友達が3人とも辛いお菓子が好き。
あなたは甘いお菓子が好き。
と答えました。
ここで、友達はあなたに、甘いものが好きなんて信じられない。どんな味覚をしているんだ。と言いました。
あなたは、どのように思ったでしょうか。
甘いものが好きな自分はダメなんだ、と思うことでしょう。
自分はダメなんだと、人格まで落とし込む必要はないのです。
友達は辛いのが好き。
自分は甘いものが好き。
これが事実で、それ以上、それ以下でもありません。
そして、この広い世界の中で、甘いものが好きなのは、発達障害のあなただけでしょうか。
もし、あなただけなのなら、ケーキ、お饅頭、クッキー、チョコレートといった甘いお菓子があふれているわけがありません。
たまたま、4人のうちのあなただけが、甘いものが好きだっただけです。
他の友達と同じ話題をしてみましょう。
辛いものが好きな人は1人、甘いものが好きな人は3人と、逆転しているかもしれません。
2人と2人。0人と4人となるかもしれません。どうなるかは分かりません。
ただ、聞く友達を変えて、同じ質問をすることをを何度も繰りかえしていくと、延べ人数の結果を見たとき、
辛い物が好きな人は50%、甘いものが好き人は50% となるでしょう。
ですので、甘いものが好きな私はダメなんだ、と落ちこむ必要はないのです。
比較をしてそのたびに落ち込むのはつらいことです。
このつらさを手放すには、比較をする習慣をやめることです。
生活をしていれば、他人と比較することはたくさんあります。
・あの人はどんな靴を履いているかな。あの人のほうがいい靴を履いている。
・あの人のヘアカラーキレイタダな。私の髪の色はヘンな色だな。
・身長、体重、目の色、兄弟姉妹の人数、好きなもの、すきな動物。。。いくらでも出てきます。
いくらでもでてくるということは、比較をして落ち込んでいる人も、その原因もいくらでもあるというこことです。
いちいち比較して、気持ちを落ち込ませるのはやめましょうね。
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1人で悩まないでください。
頼れる場所があることを、覚えておいてくださいね。