こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
子育て中のあなたは、お子さんに発達障害や発達障害のグレーゾーン、もしくはその疑いがあるというときに、お子さんが感情のコントロールが苦手だったり、怒りすぎて疲れ果ててしまうということを心配していませんか?
発達障害の方は感情のコントロールが苦手なことが多くあります。
怒りが起きやすい発達障害の特徴として以下のものがあります。
・気持ちを切り替えることが苦手
・急な予定変更に柔軟に対応することが苦手
・人の気持ちを想像することが苦手なので、結果他者との意思疎通が難しい
というものがあります。ですから、自分の想像と現実との違いに差ができやすく、怒りが起こりやすいのです。また、一度怒りを感じると気分をリセットしにくく、長い間怒りを持続させてしまう人も多くいるのです。
感情のコントロールが苦手なことで、将来的に様々な問題が起きてくることがあります。
例えば、
・仕事が続けられない
例えば、職場の上司に怒られたが、上司が怒ったことに納得できない
・お金をコントロールできない
例えば、給料をもらったらその日のうちに使ってしまう
・性の問題
など、多岐にわたって起こることが考えられます。
人間は感情の生き物。感情は理性よりも強いのです。
ですから、感情、特に怒りの感情を自分でコントロールできるようになることはとても大切になります。