発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子の性格をどう感じていますか?
発達障害のわが子の性格が好ましくないと感じている時
わが子の性格は生まれつきだから変わらないと思っていませんか?
性格は生まれつきのものではありません。
考えてみて下さい。
久しぶりに会った友人が、
学生の時とは変わっていたことに驚いたことはありませんか?
おとなしい性格の友人が、社交的な性格に変わっていたことはありませんか?
久しぶりに会った友人が学生の時と変わっていた経験は
誰にでもあるでしょう。
このように性格は変えることができます。
なので、性格は生まれ持ったものではないのですね。
では、性格は何から作られていると思いますか?
実は性格は「言葉」から作られています。
例えば、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に「こんなことも出来ない子はダメね」と言い続けていると、
発達障害のわが子は無意識にその言葉を受け入れて
「自分は何も出来ないダメな子なんだ」と自己肯定感の低い性格になります。
逆に、発達障害のわが子に「手伝ってくれるの、やさしい子ね」と
何かにつけて「やさしい子」と言い続けていくと、
発達障害のわが子は無意識にその言葉を受け入れて「自分はやさしい子なんだ」と
やさしい性格になります。
「言葉」は言われる数や自分が思っている数が多いほど
自分の中に入っていくからですね。
このように「言葉」は大切です。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが
発達障害のわが子に話す言葉を意識することが大切です。
発達障害のわが子をポジティブな性格にしたいと思うなら、
ポジティブな言葉を意識して話していくことですね。
自分の話す言葉を意識して下さいね。