発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは、不安を抱えていませんか?
発達障害のわが子のこと、自分のこと、家族のこと、仕事のこと・・・など
発達障害の子どもを持つ親のあなたの不安を感じているかもしれませんね。
不安を感じていない人は殆どいません。
ただ、不安に振り回される人と不安を上手にコントロールできる人がいるだけです。
不安とは、漠然とした、特定できない恐れの感情です。
私たちは「わからない」ことには恐れを抱きます。
何が起きるかわからない、見通しが持てないことには、
どう対応していいのかわからないから怖いのですね。
また、不安は未来にしかありません。
発達障害のわが子は、将来生活できるのだろうか?
発達障害のわが子は、学校でいじめられないだろうか?
発達障害のわが子は、学校に馴染めるだろうか?
発達障害のわが子は、友達ができるのだろうか?
など、不安に感じていることは「今」のことではなく、
先の「未来」のことですよね。
障害のわが子は「今」いじめられている訳ではないし、
学校に馴染めているのか、友達ができているのかどうかもわからない状況です。
発達障害のわが子の少し先(未来)のことがわからないから不安に感じます。
しかし、未来は誰にもわかりません。
「今」の行為の積み重ねが明日になり、1ヶ月後になり、1年になります。
つまり、今の行為をどうしていくかで未来が決まります。
そして、不安には確率があります。
不安の確率とは、不安に思っていることは本当に起こるのか
どのくらいの確率で不安に思っていることは実際に起きるのかを研究したものです。
不安の確率は
・不安の思っていることは、80%は起こらない
・不安に思っていることは、16%は準備をすれば起こらない
・不安に思っていることは、4%はどんなことをしても起こる
というものです。
つまりは96%は準備をしていれば不安に思っていることは起こらないのですね。
なので、不安に振り回されない為にも
「今」何をしたらいいのかを意識して準備をしていればいいのです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたが、
発達障害のわが子や自分のことに不安を感じている時に
「今」すべきことは何と意識して準備をすることです。
発達障害のわが子の将来に不安を感じている時には
今の発達障害のわが子の現状はどうなのかを知り、
発達障害のわが子の少し先の未来はどうなって欲しいのかを考え、
そうなる為には何をしたらいいのかを行動していくことです。
「今」できること、すべきことに意識をすることです。
意識して準備してくださいね。