こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、誰かに期待して、期待通りにならなくて怒ったことはありませんか。
期待とは大辞林によると「よい結果や状態を予期して,その実現を待ち望むこと。」とあります。
つまり、発達障害のあなたが、期待通りにならなくて怒っていたのは、あなたが望んでいたことが実現しなかったからです。
自分以外の人に期待をすると、本当に実現するのかワクワクそわそわしますよね。
それを楽しめるのならいいのですが、辛い思いをするのなら、精神的に悪そうですね。
発達障害のあなたは、なぜだか突然怒られて、何が何だか分からないと思ったことはありませんか。
あなたに向けられた怒りは、あなたが知らない間に期待されていて、あなたが相手の望みを実現しなかったからかもしれません。
あなたが相手に期待して、望みが叶わなくてイライラすることも
相手があなたに知らない間に期待して、相手のイライラいを怒りとしてぶつけられることも
どちらも、発達障害のあなたはイヤな思いをしますよね。
こう考えると、人に期待することも、人から期待されることもあまりいいことはないな、と思ってしまいます。
では、誰に期待をするのがいいのでしょうか。
それは、あなた自身です。
あなたが自分に期待をして、望みを叶えるように行動し、望みを実現していくこのです。
それは、あなた自身の自信になります。
1度目の行動が上手くいかなくても、あなたはどんな行動をしたのか分かっています。
なぜなら、あなた自身が行動していたからです。
ですので、あなたは他者を責めることはありません。
なんでできないんだという怒りは、あなた自身に向くことになりますが、あなたはできなかった方法を知っています。
1度目の方法を、次もやってはいけないとうことを知っています。
ですので、怒り続ける必要はありません。
2度目は違う行動をするという選択がでるのです。
しかも、どんな行動をするかは、あなた自身で決めることができます。
あなたが自分で決めて行動する。そしてその結果がでる。
このように考えると、自分で自分に期待するのはいいことだと思いますよね。
人に期待をしても、逆に裏切られたと感じて、その人との人間関係が悪くなるかもしれません。
あなたが、期待した人のことを嫌いになってしまうかもしれません。
せっかく、今まで仲良くやってきた、 いい人間関係を築いていたのが、あなたが期待をしたばかりに、あなたが期待を裏切られたと思ったばかりに、人間関係が崩れたら嫌ですね。
そして、相手があなたに期待して、 あなたはその期待を全然知らなくて、いつもどおりに過ごしていたのに、突然相手が怒ってきて、 なんで怒られたかわからないけど、人間関係が崩れていったら、それもそれで嫌ですよね。
あなたは人に期待をするのではなく、自分で自分に期待をしましょう。そして、 自分で選んで、自分のやりたいことをやっていきましょう。そうしていくことで、 あなたは自分のことが今よりも好きになっていきます。あなたは、自分に自信を持つことができます。
あ、私はこれでいいんだなと思えるようになっていきます。
人に期待するのではなく、 自分に期待をしていきましょう。
人からもっと期待してほしいなと思うのではなく、 自分で自分を期待をしましょう。
勘違いしないで欲しいことがあります。
発達障害のあなたには、あなた1人ではどうしようもない特性があります。
その特性は、しっかり支援してもらいましょう。
支援を受けるべきことも、自分でやりましょうと言っているわけではないので、勘違いしないでくださいね。
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そして、もしあなたがとても苦しくて悩んでいるのなら、いつでも 私たち発達障がい支援センターの心理カウンセラーがあなたに寄り添うことを覚えておいてください。
それでは、また次回お会いしましょ。