こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
発達障害がある子どもに対して親は、できないことに目が向きがちですが、できないことをできるようにさせようとすることに多くの意識を向けていると、子どもは「自分にはできないんだ」という思いが強くなり、自信をなくし、劣等感を感じるようになります。
できないことよりも、できることに目を向け、得意なことを伸ばしていくことで、自信を持つことができ、生まれ持った能力を生かすことができるようになります。
苦手なことを克服することを優先するよりも、得意なことを伸ばすこと優先することで、得意なことを伸ばそうとする中で苦手なこともできるようになっていくことがあります。
どうしても苦手なこと、努力してもできないことは、できるようになることよりも、周りの人に助けてもらうすべを身に着ける方が人間関係はうまくいきます。
発達障害がある人は、周りに迷惑をかけられない、どうせ誰にも助けてもらえないと考えて、1人で悩み苦しむことがあります。
自分が得意なことを自信を持って得意だと言えること、苦手なことを堂々と苦手だと言えること、それができれば、発達障害があっても、社会に出て自分の能力を発揮することができます。
そのためには、得意なことをもっと得意になるように伸ばしていった方がいいいのです。
だれにでも、できることとできないことがあります。
できることに意識を向けることで、可能性を広げることができます。