こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
発達障害や発達障害の傾向をもつお子さんを育てている親であるあなたは、
わが子をほめるときに気をつけていることはありますか?
発達障がいの方は雰囲気を読んだり、抽象的な表現を理解することが苦手なので、
はっきりと言葉で的確にほめなければ伝わらないのです。
なるべくなら「できたこと」を具体的にほめましょう。YOUメッセージではなくてIメッセージで、親の気持ちを伝えるのもいいですよ。「すごいね」「上手だね」だけではなく下記のようにほめてみてくださいね。
・「前よりも、ずいぶん早く走れるようになったね」
・「すべり台の順番をちゃんと守れるようになったね」
・「細かいところまでていねいに色を塗れたね。ママ、こういう色づかいすきだな」
また、勝ち負けや成績よりも、わが子が好きなことを認めてあげてくださいね。
・「本当に○○に興味があるんだね。そのことを調べはじめたら時間を忘れちゃうくらい熱中してるんだね」
・「こないだの試合、○○が上達してたね。相当練習したみたいだね」
・「この作品、いつも読んでいるね。気に入ってるんだね」
発達障害のわが子との信頼関係築くために、人間関係を構築するためには、まずは自分から相手を認めることが大切です。
親であるあなたは、大切にしているものはなんですか?
そのことについて、何と言われたらうれしいですか?
何と言われたら腹が立ちますか?
あなたのお子さんは、あなたと同じ感情を持っているのです。
ですから、あなたがしてほしいことを子どもにしてあげましょう。
あなたの幸せになる子育てを応援しています。