こんにちは。発達障がい支援センターの渡辺貴史です。
もう6月になりました。
あと1ヶ月半もすると子どもたちは夏休みに入ります。4月から新学期や新年度が始まってからもう2ヶ月経ちましたよね。
あなたが仕事や勉強で覚えてきたことはたくさんあると思います。
言われたことを忘れないように頭の中で覚えたりノートに書いたりして、一生懸命に頑張っていると思います。
あなたが理解することや覚えることは大切なことですが、誰でもすぐに理解することや覚えることは難しいものなのです。
そして、実は人に教えることも難しいことなのです。
私は以前に仕事で管理職をしていました。
教える側の難しさ、
それは、
人への伝わり方はそれぞれ
人によって違います。
なので、
理解してもらう、伝えるために、
・紙に書いたり
・ホワイトボードに書いたり
・なぞったり
・文字を大きくしたり
・アンダーライトをしたら
・色文字を使ったり
・絵を用いたり
分かりやすくして理解してもらう、伝えるために様々な工夫をしていました。
発達障害の方には、読むことが困難だったり、計算が困難だったりする方がいますので、それぞれに応じて、支援者も様々な工夫をしています。
あなたや私には観念があります。
観念とは、主観的なものごとの捉え方、価値観のことです。
例えば、
あなたが学生であれば、同じクラスメイトが30人いたとしたら、先生が授業をして教えても分かる人と何となく分かった人、分からなかった人がいるように、全ての人に分かるよう教えることは難しいのです。
これも、
あなたにも他者にも観念(主観的なものごとの捉え方、価値観)があるからです。
なので、
全ての人に理解してもらう、伝えることは難しいことなのですが、支援者は発達障害の方に合わせて工夫をしているのです。
もしあなたが誰かに教えることや伝えることがあれば、色々なやり方で工夫をしてみてくださいね。
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