こんにちは、
発達障害支援センターの真鍋良得(まなべりょうえ)です。
誰でも苦手な分野のことは何度聞いても理解するのが難しく、得意な分野のことは比較的簡単に理解できます。
発達障害がある子どもは苦手なことが多い傾向にあるので、親にとっては、「なんでこんなこともわからないの」と感じることがあるでしょう。
実際に子どもに対して「なんでわからないの」と怒る方もおられます。
親が得意な分野と子どもが得意な分野が異なっている時には特に、親としては子どもに対して「何でこんなこともわからないんだろう」と感じることは多くなります。
親から「なんでこんなこともわからないの」と言われると、子どもは「どうせ自分なんてダメなんだ」と自信をなくし、得意なことにさえ取り組むことが出来なくなります。
親は、子どもにできないことがあっても、自分とは得意なこと、苦手なことが違うのだ、という程度に考えて、できない事よりも、できることをもっとできるように応援してあげると、子どもは自信を持つことができ、できることが増えていきます。